【前回までのあらすじ】たこ焼きはひっくり返りませんでしたが・・・
父は諦めませんでした。
店を手伝っていた私の兄に、
「家からカレーのスプーンを持ってこい」
そう言ったのです。
兄が、半信半疑で、家からカレーのスプーンを取ってくると、
父は、銅板の穴に向かって、カレーのスプーンを突っ込みました。
見事にひっくり返されるたこ焼き。
ただ、強引にひっくり返したものだから、
たこ焼きのカタチは不格好なものばかりだったそうです。
初日は当然売ることはできず、せめて宣伝に、と近所のお店や近くを歩く人たちに、
その不格好なたこ焼きを兄が配って回りました。
こんな風にしてたこ一の創業第1日目は終わりました。
※注:お届けする冷凍たこ焼きは、スタッフが心を込めて焼いたものを、魔法の冷凍機(アートロックフリーザー)の力で、まん丸なカタチのままお届けします!(^^)!
【最終話へつづく】
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