お世話になっております。
皆様の温かいご支援ありがとうございます。
1日から始まったこのプロジェクトですが、おかげさまで現在、目標金額の1,240%と大変多くのご支援をいただいております。
本日は『鹿革』とはどのような革かについてお伝えします。
鹿革は革そのものが老化しにくいという特徴を持っています。
他の革は数年間手入れをしないと色あせ、硬くなりますが、鹿革が持っている柔軟性・色彩により、長期間放置しても色あせることが無く、柔軟性も失うことがありません。
まるで人肌のようなしっとりとした肌触りが保たれます。
東大寺正倉院には鹿革製の道具が保存されていますが、1300年経った今でも劣化せず、色彩・柔軟性が保たれています。
その事は正倉院宝物特別調査報告 皮革製宝物材質調査 , 正倉院宝物に見る皮革の利用と技術 、正倉院紀要28号に記載されています。
そんな特徴のある鹿革ですが、仕留め方や処理管理を素早く丁寧にしないと「本当に良い革」にはなりません。
LEATHERECTION×ROKUBOでは一流のハンターさんから頭か首を一発で仕留め2時間以内に搬入された鹿のみを受け入れ、丁寧に分単位の速やかな解体処理を行い専用冷凍庫で冷凍処理しています。
加工処理施設で冷凍された皮は、冷凍のまま鞣し(なめし)処理施設に輸送し、解凍と同時に鞣し工程に入ります。
扱う製品は全て鹿の特性を知り尽くした、日本の一流の職人が熟練の技で作業しています。
使えば使うほど深い表情になり、エイジングが楽しめるエゾ鹿革。
自分の生活とともに成長していきます。
日常的によく使うものだからこそ、シンプルで使いやすく存在感のあるエゾ鹿革をご提案します。
エゾ鹿革の質の高さを体感していただけると嬉しいです。
引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。
ROKUBO
野田坂