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協力者からの情報提供などもあり、子孫であるニシヤマ家のみなさんが知らない事実が判明しました。音松氏の長男シモン氏について、これまでは冒頭の画像のように1924年に戸籍取得のために音松氏と日本に帰国、そのまま日本に残った(音松氏はペルーに戻った)とされていたのですが、米国移民帰化局(INS)の記録から以下の事実が確認されました。
・シモン氏が日本に帰国したのは1921年(復航静洋丸8月17日カヤオ発、9月10日サンフランシスコ入港、横浜へ出航)だった。
・シモン氏は1921年のペルー出航時、日本国籍を保有しており、日本の戸籍に登録されていた。
・1921年にシモン氏が日本に残り、音松氏のみがペルーに戻った。
・音松氏は1924年(復航楽洋丸10月16日カヤオ発、11月10日アストリヤ入港、12月4日横浜へ出航)に再度、日本に渡航している。
クスコから列車で太平洋岸のモジェンド港に行き、そこから船に乗り換えカヤオに移動、カヤオ港から米国経由で横浜まで船で移動、更に横浜から和歌山へ移動となるので、想像を絶する長旅だっと思いますが、その旅程を音松氏は4年ぐらいの間に2往復していたことになります。
シモン氏がなぜ帰国することになったのか、その理由や移動の経路や音松氏のペルー帰国の時期などについても引き続き、調査を進めていきます。
残り8日となりました。引き続き、よろしくお願いします!