【再建費用7000万円】能登半島地震で被災し全壊した牛舎を建て直したい

この度、クラウドファンディングの第一目標金額である3000万円を達成しました！短期間でこんなに多くのご支援をいただき、本当にありがとうございます。プロジェクトを始めたとき、私はこの牧場の未来について不安と希望が入り混じっていました。でも、皆さんの温かい支援や励ましのお言葉が、私たちの大きな力となりました。皆さんに支えられていることを実感し、胸が熱くなります。ご支援は、ただの金銭的な援助にとどまらず、私たちの心を支え、震災からの復興に向けた強い意志と希望を与えてくれました。心から感謝し、恩返しできるよう全力を尽くしてまいります。震災の影響から完全に立ち直るためには、まだまだ道のりは長いです。今回のプロジェクトでは、当初より牛舎再建費用として7,000万円を目指しています。被災した牛舎の再建や水道などのインフラ整備、従業員の確保など、多くの課題が残っています。改めまして、今後ともどうぞお力添えのほど、よろしくお願いいたします。

芸能人の紗栄子さんが代表を務める支援団体「Think The Day」が、七尾市のコミュニティセンターで炊き出しを行ってくださいました。そこで提供されたドリンクに、当牧場の生乳を使用した「のとそだち」を使っていただきました。紗栄子さんには震災直後から「支援の拠点・被災者の皆さんの希望となってほしい」と、当牧場を大変気遣っていただいています。紗栄子さんが経営する牧場で行っているように、私も牧場を通して、この町の皆さんに心の拠り所を提供したいと、ずっと考えています。能登の復興はなかなか進まず、本当の意味での復興には数十年かかるかもしれません。その中で私は被災者の皆さんの希望となれるよう、全力を尽くしていきたいと思っています。

現在までにご支援いただいた方が1,000人を超え、第一目標金額の50%である1,500万円を達成しました。本当にありがとうございます。皆様一人ひとりの心温まるメッセージとご支援が、私たちの大きな励みとなっています。 牛舎の再建には自己負担分で7,000万円以上必要な見込みのため、今回のクラウドファンディングでも最終目標は7,000万円としています。牧場の再建には膨大な費用がかかりますが、皆様の温かいご支援により、希望を持って未来を見据えることができます。牛舎の再建は私たちだけでなく、地域経済や酪農業界全体にとっても重要な一歩だと思っています。これからも皆様と共に、珠洲市の自然と共生しながら、酪農の未来を守り抜いていきたいと心から願っています。

今回のクラウドファンディングのプロジェクトを様々なメディアに取り上げていただいています。ご支援いただきました皆様には心から感謝申し上げます。目標達成に向けて、より支援の輪を広げたく、ご無理のない範囲で周りの方にお声がけやSNSでの拡散をいただけると幸いです。

もうそろそろ震災から半年になりますが、石川県内で生乳を出荷している中で、未だに断水が続く唯一の牧場になってしまいました。震災当初は牛舎のゴミ箱やバケツを集めて、そこに雪解け水を汲んだり、湧き水が出る所にホースを繋いだりして、とにかくがむしゃらに水を集めました。1月の中旬くらいには、行政機関が水の500Lタンクやポンプを貸与してくださって、タンク湧き水を溜めてポンプで吸い上げて運んだりといったことができるようになりました。それから今に至るまでポンプやタンクを大きいものにしたりはしましたが、依然として牛の飲み水は自分達で運んでいます。●牛舎の再建には7千万円以上必要なため、今回のクラウドファンディングでも最終目標は7千万円としています。ご支援のほど、よろしくお願いいたします。