FC刈谷クラウドファンディング3回目の活動報告を書かせて頂く事になりました。背番号4番佐々木宏樹です。同じ自己紹介でスタートしてると思った方、また読んで頂きありがとうございます。初めて目を通す方は、是非前回の活動報告をご覧ください。
【見えざる何かを感じたとき】後編です。
10月22日(火)早朝、全社準決勝から合流するメンバーのLINEグループを作りました。
グループ名は「全社準決勝から活躍する人たち」と。
そのグループ内で送った内容を少しだけ...
「問うのではなく、問われている」
2021シーズンクリアソン新宿戦の前監督の言葉です。刈谷にいた4日間は、常に色んな感情が入り混じってたはずです。
サッカー選手である以上、色々と込み上げてくる気持ちがあると思います。自分は怪我をして今季プレーできなくて、31歳になった今でも、自分ならこうやろうとか、チームは勝つのに何だかモヤっとする気持ちや悔しさは湧いてきます。でも、そんな状況だからこそ、問われているのです。それぞれが試されているのです。今の気持ちをエネルギーにして2日間戦いましょう。
ジョー(新城暖基)が練習の時に皆の前で、全社にメンバー外で帯同した気持ちを話したと聞きました。今日までの3日間で、朝早くホテルに着いたら、「申し訳ない、すまないけど今日はサポートで」と言われる姿を2日見ました。それでもその日にやれることをジョーはやってました。雑務も率先してやって、練習もして、感じることがあったから伝えてくれたんだと考えてます。この短期間でも個人の変化があって、また、グループやチームの変化も感じるかもしれないです。3日間勝ち続けて寝食蹴を共にして話す機会が増えたのも関係してます。チームは生き物であることを感じるかもしれません。しかし、もうひと段階チームがレベルアップするために、皆のフレッシュさとやってやろうの思いを掛け合わすのが多分大事です。+の方向へ。
-------このような内容のメッセージを選手たちに残しました
試合会場で全員が合流しました。みんながコミュニケーションをとって、元々いた選手も声をかけてくれて、活気に溢れていました。ただそこには、目には見えない緩さがあった気がしました。
試合前ミーティング終わりに、少し時間をもらって皆の前でこう言いました。
「2年前、良い試合良い結果が出た次のリーグ戦で、試合前の雰囲気が緩いことがあって、立ち上がりが良くなかった経験がある。その時それを感じたけど伝えれなかった後悔が残った。まだ何かを成し遂げたわけじゃないし、盛り上げるのとふざけるのは違う」
これまで一緒にプレーした年上の選手や監督が、勝ってるのにあえて厳しい口調で言っていたを思い出しました。"見えない襷"を繋ぐ年齢になったのかと感じました。
準決勝・3位決定戦と結果は伴わず4位でした。しかしアグレッシブに気持ちを前面に押し出して戦う選手、自分の武器を存分に発揮してた選手がいました。「今季1良いプレーじゃなかった?」と聞いたら、「宏樹君のLINEが沁みました」と言ってました。その言葉が沁みました。
【見えざるものを感じたとき】がテーマで前編後編と書かせてもらいました。選手なんだけど、少し違う立場で感じたものが多かったです。まずは地域CL予選ラウンド、ひたちなかを勝ち抜けるように団結して共に戦いましょう。
結びとなりますが、2024最後の団結プロジェクトということで改めてご支援・ご協力よろしくお願いします。"見える"形での後押しが、地域CLでの選手やチームの一歩前になるはずです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
佐々木宏樹