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今回は、お世話になった美容師さんを紹介したいと思います。
美容室タナベ 田部光恵 さんです。出雲市斐川町の方です。
私が漠然とやりたいと思っていた婚礼の風景が、とあるたまたま行った美容院に大きなパネル写真で飾ってあったことが、最初の田部さんのお仕事との出会いです。すぐに、その写真がどのようにして撮影されたのかを尋ね、田部さんにも直接会ってお話しに伺いました。
古い着物が着たい、という私の考えをすぐに受け止めてくれ、提案してくださったのが、写真にある着物でした。白無垢、黒引振袖ともに昭和初期に使われていたもので、ともに100%絹で作られていました。特に白無垢の色の自然な象牙色が印象的でした。(絹はより白さを出すため漂白しているものも多いとのことでした。)それに合わせた帯や、小物一式もそろえてくださいました。
田部さんは、着付師として早くから資格を取って活動され、出雲市斐川地域がまだ自宅で婚礼を挙げていた時代に、家に訪問して着付けを行っておられました。着物への思いが強く、女性の一生を着物で表現したファッションショーをやったという話も聞きました。女性が着物を着る場面をもっと広げたいし、その文化をつないでいきたいと話されていたいことなど、いつもたくさんお話いただきました。
美容の方面で活躍されていた田部さんは、さらに出雲の薬草を使って美容商品を作りたいと新しいことに挑戦され、県の試験場などの協力を得ながら根気強く研究開発された末、出雲の葛を使ったヘアケア商品を商品開発されました。また、現在は葛のエキス入りのジュレやお茶、ソープなど様々商品展開されています。
今回のリターンにも、この田部さんが開発された「出雲葛ソープ」をご用意しました。田部さんは精力的に販売促進もされ、ハワイや中国、アメリカなどにも商品を販売されています。
この葛シリーズのパッケージは、『出雲の祝言』の書籍制作で私がお世話になっているデザイナーの森山さんが関わっておられます。
葛ソープは私の周りにも愛用者がいて、私自身も使っています。安心安全な素材と、泡立ちや香りの良さでおすすめできる一品です。
いつ会っても、パワフルでしゃべり続けられる田部さん、私の中では最強女性です。実は大きな病気もされているのに、何とか乗り越え、次々と新しいことに挑戦される姿は、後に続きたいと思わせてくれます。
ということで、書籍の中でも田部さんのインタビューを載せています。話したいことがたくさんあって、いつもあちこち横道にそれてしまう田部さんのお話ですが、大事な要素もたくさん含まれた貴重なお話だと私は思っています。こちらだけは英訳がとても難しく、断念しました。(日本語は主語がなくてもなんとなく伝わるのですが、英語はそうもいかず。会話は英訳しづらいのです)そのため、日本語のみでお楽しみいただく形となります。
本日は、お世話になった、田部光恵さんのご紹介でした。
葛ソープもぜひ注目ください!
引き続き、拡散のほうもよろしくお願いいたします。