ヤッホー!
なんと、クラファンを始めて1週間で、約60%(厳密には59%)達成することができました!これも、みなさんのご支援と情報拡散のお陰です。
本当にありがとうございます。
今週からは、新しい方に広くヤッホーを知っていただけるように、
いろいろな方とインスタLiveで「こどもと、未来について」をおしゃべりしていきたいと思いますので、そちらもチェックしてみてください。
(Live第一弾は、こちらからご視聴いただけます↓
https://www.instagram.com/reel/C9cWwmCy5s0/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==)
大磯町では、夏祭りに海開きに、いよいよ本格的な夏がきました。
サイコーの笑顔でお神輿を担いでいるおとなたちを見て、
なんだか、とっても幸せな気持ちになりました。
おとなもこうでなくっちゃ。
おとなだって、はしゃいじゃうんだから、とびはねちゃうだから♪
そんなおとなたちを見つめるこどものまなざしのやさしいこと。
やっぱりね、
こどもも、おとなも、みんなが楽しいことが大事。
ヤッホーでも、そこは日々大切にしていきたいなと思っています。
さてさて、冒頭がちょっと長くなりましたが、、
「こどもたちとヤッホーを続けていきたいワケ」連載、
第三弾の今日は、
「価値観や想像力を広げる足かせとなる、固定観念をうちこわしたいから」
というお話です。
こどもからおとなになっていくときに、
無意識のうちに身に着けていってしまうのが、
さまざまな固定観念。
こうあるべき、これが正解。
学校や家庭でなんとな~く身に着けてきたことが、
いつのまにか大きなかたまりになって、価値観や生き方に大きな影響を与えてしまう、
アレです。
おとなになると、アレのせいで、苦労してしまうこと、いろいろありませんか?
わたしはいいお母さんでいられているのか?
こどもの育て方は間違ってないか?
うちの子は、他の子と比べて大丈夫なのか?
仕事と家庭の両立がうまくできないわたしは、怠け者なのだろうか?
とかとか、、、
正解や誰かと自分を比べて、どんどん自分を認められなくなる。信じられなくなる。
でも、ピュアなこどもたちには、固定観念なんて存在しません。
ひととの関係のとらえ方、時間との向き合い方でも、目からうろこの
ものすごく柔らかくて、やさしくて、美しい感性を持っています。
例えば、
わたしが息子から教わった、「ひととの関係性のものさし」について。
当時東京から大磯に移住してきた我が家は、大磯小学校に入学しても、おとなもこどももひとりもお友達がいない状況で、朗らかですぐにお友達と仲良くなるひょうきんものの息子が、人生ではじめて、学校に行くのがつらいと朝から晩まで泣いて、つらそうで、クラスの気が強い前の席の女の子が怖くて、ぶるぶると震える手をひっぱって学校へ通っていました。
数か月たって、だんだんお友達もできてクラスにもなじんできたころ、学童からの帰り道にわたしが、「ねえ、みんなと仲良しになんてならなくたっていいんだよ。気の合う子もいれば、そうでない子もいるんだもの」。そうすると息子がこう言いました、「うーんでもさ、ぼくが思うのは、仲良しとそうじゃない子がいるんじゃなくってさ、すぐに仲良くなれる子と、時間がかかって仲良くなれる子がいるんだと思うの」と。
なんと~!!!
彼のひととの関係性の「ものさし」は、
すぐに仲良くなれる子⇔時間がかかって仲良くなれる子
という尺度になっていたのです。
基本、仲良くなるが前提。
それも、相手に合わせて、気長に仲良くなっていく気持ちでいるのです。
すごい、彼みたいなものさしでひとと接することができたら、
これは、もう、世界平和です。平和しかないんです。
本当に目からうろこだったし、
こどもって、すごい!なんて感性をもっているんだ!
おとなや社会の固定観念に、きちんと向き合って、
それって、本当?ってもっと自問していかなくちゃと思いました。
もうひとつの例は、
この前放課後ヤッホーでのこと、
春先におやつを食べながらまったりおしゃべりしていたら、
「ねえ、夏休みってあとどれくらい?」
って聞かれたので、「あと3か月くらいかな」って答えたら、
「僕ね、マイクラで一緒に遊びたいお友達がいてね、その子と夏休みくらいまでに一緒にマイクラしたいなって思っているの」って言うんです。
「えっ、すぐに遊ぼ~って言えばいいじゃん、夏休みはまだ結構先だよ」
って返すと、
「でもさ、彼がマイクラですんごい素敵なワールドをつくるのを見ながら、遊べる日を楽しみにしてることがもうちょっと楽しいから、夏休みくらいでもいいかもって思うの」
なるほど~と、時間との向き合い方や、その使い方も、
おとなには想像もできないような、穏やかで愛らしいもので、
わたしは疲れていたのか、ほろりと涙がでました。
仕事と家事に追われて、
1分を争って生きている自分って、何なんだろうって。
本当に大切なことに、穏やかにゆったりと時間を使えているのだろうかって。
こういう、こどもの感性を守りたいのです。
大切にしたいのです。
大きくなるにつれて、
どうしても情報として入ってきてしまう様々な固定観念に、
彼らのピカピカでつるんと柔らかな感性で、うちかってほしいのです。
そして、それに触れることで、
おとなたちにも、固定観念への違和感や疑問を、
どんどん感じて、自分流の幸せや生き方を見つけていってほしいのです。
ヤッホーは、
こどもの自由な感性~sense of wonder~を大切に、
みんなで磨き合う場所。
こどもたちひとりひとりが、
自分のものさしや、感じ方を大切に育てて、
社会の固定観念になんかパンチ!しちゃえる強さと逞しさを身に着けられるまで、こどもたちとヤッホーを続けていきたいなと、
そう思っています。
ヤッホー、まだまだ7月末までクラファン挑戦中です。
どうか引き続きのご支援をお願い致します。