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　さて、今日は、今年より競技復活が決まった国スポ（旧国体）の特別ルールを紹介！！

　前回お話したように男子新体操は2008年大分国体を最後に【休止】となりました。その年は、まさに男子新体操注目期で、「笑ってこらえて」で男子新体操が紹介されるなど盛り上がりを見せたばかりでした。指導者も疑問の声が多く、その年に佐賀県の中山先生を中心に署名活動が行われましたが、結果は変わらず。主な理由は、競技人口が少ないこと、それから予算の関係だと聞いています。なので2008年の大分国体は、現在のルールと同じ、5人団体でした。

　そして地道な普及活動を行い、やっと2024年に競技復活です。今年5人制団体に変更になったのも国スポ競技に復活の条件だったのです。もちろん6人に慣れていた指導者からは反対の声も・・・それでも私たちマイナー競技はうまく生きていくしかないです。しかし！！男子新体操の魅力は変わらず！5人でより見やすくなった。5人だとは感じないほどの運動量。現在の指導者たちは本当にすごい！どんな状況でも男子新体操は毎年進化しているし、見ている人を感動させます！今年のインターハイも今から楽しみです！

　さて長くなりましたが、国スポのルールについて。国スポルールでの一番の変更点は、個人競技と団体競技の合計点で勝敗が決まることです。個人競技は、団体メンバーの中から4人が1種目ずつ行います。20点満点の4種目、合計80点を４で割った点数が得点になります。その得点に団体の得点20点がプラスされます。

　つまり個人の平均点をどれだけ上に上げれるかで勝敗が大きく分かれます。個人で大きく差がつけば、正直団体での逆転は不可能です。どのチームも今必死で個人競技の力をつけています。現在ブロックが終わっているところはぜひ個人平均を出してみてください。1人が強くてもだめ。個人競技ですが、団体競技にも似た緊張感が漂い、会場は異様な空気になります。皆様もぜひ佐賀でその空気を味わってください！

　いよいよ九州でも国スポ出場をかけた、ブロック大会が宮崎県で開催されます。団体最強王国九州の個人のレベルはいかに！？結果はまた神埼ジュニアのInstagramでもアップすると思いますのでチェックを忘れずに！！

【ちなみに国スポでは、チーム名が高校名ではなく、県名となります。コールも「佐賀～～～～～～～～～～～！！ファイト～～～～～～～！！」となります。応援の際は驚かないように！】

※写真は、KAGF2024の佐賀北高校です。なんと今年の県高校総体では、王女、佐賀女子を破り、インターハイ出場を決めました！全国大会での活躍に期待！