いよいよ待ちに待った国スポが16年ぶりに復活しました。この復活が何を意味するのかの本当の意味をお話します。
国民スポーツ大会というのはその名の通り【日本全体の運動会】。開催場所は持ち回りで開催される。団体競技は〇ポイント、個人競技が〇ポイントとして各都道府県に入り、最終的な順位が決定する。
毎年圧倒的母数を誇る東京都が優勝するところだが、そこに食い下がるのが開催県だ。なぜ開催県が有利かとというと、どの競技にも開催県枠というものが支給され、母数で上回る東京都と変わらない出場権が与えられるからだ。さらに各競技ごとに、【天皇杯(男子)】【皇后杯(女子)】が授与される。今年の体操競技の天皇杯は佐賀県、皇后杯は兵庫県が獲得した。
国民スポーツ大会は、まさに都道府県の威信をかけた戦いなのだ。
ここに男子新体操が復活したことそれはつまり、各都道府県から力を貸してもらえるということだ。来年の滋賀県、少し耳にした方もいるだろうがすでにジュニアクラブが立ち上げられ、甲子園の応援でこの夏注目を集めた滋賀学園に男子新体操部が作られるという話も。
県の予算で優秀な指導者を何度も招聘し、環境を整え、満を持して戦いに挑んでくるだろう。
つまり現在男子市体操が普及していない県に開催が回ってきたときほど、男子新体操普及のチャンス!
あのSAGAアリーナが埋め尽くされるほどの観客。地元の小学生。高校生。今回の佐賀国スポの集客数は8000人。過去最大のビッグイベントが国スポなのだ。祭りの後の静けさはいらない。まだまだSNSを通じて男子新体操を盛り上げ続けることが必要なのだ。やっと灯った小さな火を、日本中を覆いつくす業火に変える。それができるファンたちがここにいると思っている。このチャンスをどうか無駄にしないように。
さあ次のステージへ!!男子新体操のシーズンもいよいよ佳境。10月のOGF。11月のジャパン&宮城OGF。全日本ジュニア。盛り上げていくばい!!!