今回は表情・見た目についてのお話。
ここすごく大事です。
動きも同じですが、美しいものに人間は心惹かれるものです。
新体操選手は日頃から、自分の見た目に気を使いながら生活することで美への意識が培われていきます。
演技中の表情についてですが、
作られた表情とにじみ出る表情があります。新体操の演技中はこの2つをうまく使いながら演技をしているのです。
たまに無表情で演技をする選手がいますが、正直損をしているなと感じます。難度や技を評価されても訴えかけるものがなければどうしてもスケール感やリズムを感じ取りにくいのです。
おそらく新体操の練習場には【鏡】があると思いますが、この鏡をしっかり活用したですね。自分が一番かっこよく見える形、角度。横顔や髪形にまで気を使い、最高の表現者に育ってほしいと思います!
魂で踊るような選手の演技は見ていてゾクゾクするものです。
もうすぐ新体操最高峰のジャパンが開催されます。あの大舞台でどんな演技が見られるのか楽しみですね。今回は見に行くことができないので、皆様の発信、そしてそれぞれのチームや個人で演技動画を公開してくれることを期待しています。
その発信がジュニア選手の育成に繋がる。
※女子新体操のジュニア選手でこの表情。素晴らしいです。