昨日も多くの方の興味を持って頂き誠にありがとうございました。
『脅威の部屋』と言っても何かよくわからないという方も多いと思います。
『脅威の部屋 ヴンダーカンマー』とはプロジェクトページにも明記しましたが、とは中世ヨーロッパで王侯貴族や知識人の間で盛んに造られた珍品や奇品を” 不思議と脅威 ”というコンセプトのもと蒐集し陳列したいわばコレクションルームのことで博物館・ミュージアムの原点と言われています。
王侯貴族が財力にものを言わせあらゆる珍奇なものを蒐集して私的コレクションルームに展示をしました。
珍しいものならなんでもありなコレクションルームもあり、ワニの剥製や一角獣の角・人魚など悪趣味と言っていいようなものもどんどん集めていました。人魚などは貴族などに売りつける為につくられたキメラであったようです。
現代においてもインターメディテクや科学博物館に代表される博物館や一部私的空間において脅威の部屋的空間は存在しますが、中世に比べ洗練されています。
今回のプロジェクトではantique Salonなりにより再構築し、そして図書室を併設した空間で新たな提案ができればと思っています。
企画を色々考えています。
まず第1回の企画として『義眼と人体解剖学』(仮称)を開催致します。
そして作家の方や何か特別なものをコレクションしたいる方の展示もやりたい。
博物理科趣味でなくても面白い視点の作品やコレクションであれば広く募集したいと思っています。
個展をしてみたい・自分のコレクションを展示してみたいという方は是非お問い合わせください。
返礼品にもスペースの使用券を用意しました。
antique Salonならではの”脅威の部屋”の世界を同じような趣味の人や面白い趣向のコレクターや作家の方と共有できればと思います。