
私たちが、映画を作る上でベースにしているのがリアリティです。いかにも“作り物"というような映画にはしないようにと心掛けています。 もちろん、創作がいっぱいのエンターテイメントの映画は、娯楽として楽しいし、それを全く否定はしません。 ただ、私たちが創る映画は、現実を切り取ったものであり、社会の見えにくかった部分に光を当てているので、リアルな表現にこだわっています。 そして、何かに気づいたり、考えるきっかけになってもらえれば嬉しいです。 そんな映画が、 『こども食堂にて』 です。