風雷社中に所属しているヘルパー歴12年のnakatogoさんにインタビューしました。
青年期かつて引きこもりでありましたが、現在はヘルパーとして活躍中。
これからガイドヘルパーをやってみたい方々への応援メッセージを頂きました。
◯現在はどんな内容のヘルパー業務をしていますか?
風雷社中でフルタイムでヘルパーをしています。
ガイドヘルパーとして朝の通所支援、ホームヘルパーとして居宅介護(入浴支援など)、日中帯は散歩支援。。。などなど。夕方も同様な内容で動いていて盛りだくさんです。
また、知的障害のある人の単身独居の自立生活支援のヘルパーとして生活全般を支援しています。
◯普段はなにをしていますか?
ギターを弾いたり、ラーメン食べたり、家を掃除したり、散歩してブラブラしたり。。という感じです。
◯ヘルパーを始めたキッカケは?
若い頃、バンドで食っていこう!と意気込んでいましたが夢破れました。。。
バンドを辞めた頃、叔父が音楽ボランティアをやっていて、叔父のバンドに参加しました。
ボランティアバンドとして障害者施設で演奏していたところ、障害者に関わる仕事をやってみようと思ってヘルパーとして仕事をし始めました。
◯当時からガイドヘルパーはやっていましたか?
品川区の有償ボランティアで身体障害のある人のガイドヘルパーをやっていたり、視覚障害のある人の同行援護をやっていました。
知的障害の方ではダウン症の当時高校生だったころから10年近く担当していまして、図書館に行ったり、散歩したりして過ごしていました。
◯ガイドヘルパーをやっていてどんなことが楽しかったり、良かったところがありますか?
利用者さんと一緒に出かけていると、自分1人だったら行かなかったようなところに一緒に行くことで、新たなことに気づくことがあります。
例えば品川区民公園に行ったのですが、1人だったらビール1缶飲んですぐ帰るくらいなのが、一緒に散歩することで「こんなキレイな公園だったんだぁ」と気づきました。
あと、ガイドでは一緒に昼食を食べることがよくあります。
ご本人も街中華が好きなようで、いつも中華屋を目指して外出しています。
自分がオススメの新馬場「一品樓」に行きました。
ラーメン&炒飯セットをペロッと食べてくれて、オススメした甲斐がありましたね。
通学支援についても印象に残ったことがあります。
自分自身、高校には行っていなかったのですが、利用者さんの通学支援で登校することによって、自分の人生ではできなかったことが一緒に成し遂げられた、ということがありましたね。定時制だったため、4年間付き添いで登校していました。
◯クラウドファンディングの応援メッセージをお願いします
「ガイドヘルパーから始めよう」というキャンペーンが以前ありましたよね。
SNSでこのキャンペーンについて知ったのですが、その時に風雷社中の人たちに出会い、「みんなガイドヘルパーをやってみよう」という取り組みにとても賛同しました。ちなみに中村代表とはこの時に直接初めて会ったのですが(X(旧ツイッター)での知り合いだった)「nakatogoくんはもっと怖い人だと思っていた」と言われました。
自分は10代の大半を引きこもりで過ごしていまして、そういった境遇でも今の自分があり、ヘルパーとしてやっていけるようになりました。同じような境遇の人たちも、過去のことを気にせずに1人でも多くの人たちがまずガイドヘルパーをやってみてチャレンジみてもらえればと思います。