本プロジェクトの『E05Ⅱ Titanium』は、ボディにチタンを採用しています。
今日は、製品に直接関係することではないですが、採用されているそのチタンについて、
数回に分けてチタンについて歴史を紹介していきたいと思います。
チタンの歴史(その1)
チタン製品って、最近よく目にするようになりましたが、
そもそも、「なぜチタンっていうのか・・?」
最初の起源は、18世紀までさかのぼります。
イギリスの海岸で当時牧師であったグレゴール氏によって初めて発見されました。
その後、ドイツ人科学者のクラブロート氏によって、
それまで知られていない金属酸化物ができていることを発見。この新しい金属元素を「チタン」と名付けました。(写真1枚目)
その名前はギリシャ神話に登場する「タイタン」に由来しています。(写真2枚目)
タイタンは、太古の昔、オリュンポス神との10年にわたる戦いに敗れ、地底はるかに幽閉されたという。
その話から、鉱石中に閉じ込められた元素として「チタン」の名前が生まれました。
チタンはドイツ語の読み方で、チタン(Titan)を英語読みにすると「タイタン」となります。
「Titanium」を呼ぶ時に、アルミニウムのように、チタニウムという発音になりがちだが、英語では、「タイタニウム」と言います。
先日、海外メーカーの方に私が「チタン、チタン」って話しかけても
この人、何言っているの・・・!?って顔され、
「タイタン!」「オー、イッツOK」と言われました。
なので、
チタン商品について、英語圏の方と直接会話をする場合は、「タイタン」「タイタニウム」と発音する方が望ましいようです。
それでは、また次回!