第五弾は、座組最年少ながら【存在しえないもの】の透明感という難役を深く理解し見事に演じ切ってくれた村山朋果(むらやまともか)さんです。
「昨年に引き続き、館林美術館にて二度目の滞在制作に携わらせていただきました。今回は『めいく みぃ すまいる、あげいん』に、ヨシコ役で出演いたしました。
『大切だったあの人にはもう会えない。でも、あなたはその人を失うのではない。』この作品を見た人が、その「答え」あるいは「自分自身の心の拠り所」を見つけることができる、そんな作品を創ることができたと思います。
館林美術館別館が持ち合わせている静かで柔らかい雰囲気と本作の色とが相まって、心地よく優しさ溢れる物語に仕上がりました。一人でも多くの方にご覧いただきたい作品です。是非、お力添えのほどよろしくお願いいたします。」
演劇/微熱少年・加藤真史作品だけでなく、今や多くのクリエイターからコールの途切れない存在となった村山朋果さん。本作ではキャリア初となる演技への挑戦もあり、俳優としての幅を大きく広げました。是非、映像でご確認ください。
【村山朋果】
群馬県高崎市出身、俳優。松竹エンタテインメント所属、『相棒』season20第8話・美鈴(大学生)役、映画『世界は僕らに気づかない』(飯塚花笑監督)佐々木里奈役、MMA『まだその名を知らぬ冠を手に入れた』(作・加藤真史)など、演劇/微熱少年『「小医癒病」中医癒人大医癒世』『すべて重力のせいだ』