こんばんは。雫穿大学クラウドファンディング学生サポートチームです。
今日は、先日行われた、雫穿大学での「ライフスタイル研究会」についてご紹介します!
雫穿大学には、ご存知のように不登校・ひきこもりをはじめとした、それぞれの生きづらさを抱えつつ、自分の生き方を探したいと思っている学生たちが集っています。
最近では、「大学の不登校」を経験した若者たちが入ってくれることも増えているわけですが、そんな私たち学生にとって、まず最初の関心は、自分の「自己否定感」とか「人への怖さ」とか言えるような、「生きづらさ」をどうにかこうにか解体していくことである場合が多いです。
ですが、それだけで全て解決というわけでもありません。自分研究(当事者研究)やその他の講座で、自分の苦しさを少しずつ楽にしていくことはできますが、そこから問題になるのは、「じゃあ、この先、どう生きたらいいのだろう」ということです。
世の中には、やはり「小中高大就職」という人生のレールのようなものがあって、もちろんその生き方の全てが悪いわけではないけれど、自分がそれで生きていける、生きていきたいかというとそうとも思えない。
でも、そのレールから外れると、どう生きたらいいか全くイメージがつかない…。
そんな中でも、少しでも学生それぞれが自分の生き方を考えやすくしたいと始まったのが、ライフスタイル研究会です。
国内外の様々な生き方・働き方の事例に触れ、どう生きたいかに関わるテーマについて調べ、ディスカッションして、生き方を模索をしています。
研究会では、年に2回ほどゲストを呼んでお話を聞いていますが、先日は、労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団の尾添良師さんに来ていただきました!
ご自身の生い立ちや、ワーカーズコープに出会うまでのお仕事の経験、労協への思いを語ってくださいました。
「自分の未来は自分で決めること」が大事だということや、ワーカーズコープでなければ働けなかったというお話などが心に残る、とても素敵なお話でした。
私たち学生にとって、今までイメージしていたのとは違う、でもいきいきした生き方のお話で、とても刺激的でした。
これからも自分たちにあった、望む生き方を考えていきたいと思います。
そして、ここに「大学の不登校」を経験し、今まさに将来のことも不安になっている新しい仲間たちが加わってくれることを心待ちにしています!
ぜひ一緒に「こうすべき」だけじゃなく「こうしたい」から始まる生き方を考えましょう!