私たちはみなさまのおかげで9月26日(木)にグランドオープンを迎えました。マシンの設置も完了し、日々ラテアートの練習を重ねております。ハプニングがあったりで当初の予定とは後ろ倒しになってしまいみなさまへのリターンのご案内が遅くなってしまったこと、誠に申し訳ございません。【近いからラテアート応援】本日より随時ご予約を承り、ご案内させていただきます。【近いからスイーツ応援】【近いからお食事応援】【近いから満喫応援】に関しましても、今月中から随時ご案内させて頂きます。皆さまにお会い出来るのを楽しみにお待ちしております。【遠いから、スイーツ応援】準備が整い次第随時クール便にて発送させて頂きます。引き続きカフェ コッソリをどうぞ宜しくお願いいたします。店長 山中、副店長 川奈部
最終日になりました。これまで沢山の応援・ご支援本当にありがとうございます。 私からは最後に、今回のクラウドファンディングとオープンするカフェコッソリに対する私自身の想いについて、最初の頃に書いた活動報告になってしまうのですが、振り返って読んでいただけたら嬉しいです。 https://camp-fire.jp/projects/771440/view/activities/594950#mainーーーーーーーーーーーーーーーーーー『「精神疾患」という言葉へのイメージ 副店長のなびです。9月にオープン予定のカフェの、店名と込められた意味が、店長ののんちゃんから発表されました。「カフェ コッソリ」投稿を見て頂けると嬉しいです。 それとは全く関係無いのですが、連想ゲームのようなもので「コッソリ」→コソコソ隠れるように過ごしてきた精神疾患当事者として、何故隠れなければならなかったのか、私の過去を振り返り、今回のクラウドファンディングに対する私自身の想いを書かせて頂こうと思います。 私は約25年前、「精神分裂病(今の統合失調症)」と診断を受けました。それまでに数少ない情報から精神疾患へのイメージは、怖い・不気味・頭がおかしい・何か事件を起こすんじゃないか等々、否定的なものしかなく、自分がそうなってしまったのを受け入れられず、世間に知られたら大変だからバレないように隠さなければ、両親もそう考えている、そんな意識で家の中と病院の往復のみでひきこもり時期を過ごし、外に出れるようになってからも、友人・知人にカミングアウトすることは出来ず、ひた隠しにして生きてきました。 隠し続けることにより、更に世間との距離が遠くなり、世間一般・普通というものに対する漠然とした憧れと、強い劣等感、自分には決して手の届かないものという認識が確立していきました。自分が障がい者であるという事を何度も嫌になるくらい自覚し自覚させられ、けっして世の中に受け入れられることは無いと諦め、なんとかバレずに、でも普通っぽく見えるよう振舞えるよう、普通に近付けるよう、小手先だけでなんとかしようとし、どうにもならない日々を送ってきました。 今回のこのクラウドファンディングの機会に、思い切って表に出てきた訳ですが、精神疾患であること、それ自体、それだけで注目を集めたいとか認められたいとか、そういうことを主張したい訳ではないのです。 自分と向き合い、自分のやりたいこと・なりたいものの為に、精神疾患の症状だから仕方がないと諦めたり、過去の不幸な出来事を恨んだり、他の誰かのせいにしてしまうことを辞め、しんどいけれども改善すべき自分の課題に改善できると信じて取り組む先に、何度どんな大きな失敗をしても諦めず取り組み続ける先に、光があることを少しでも示すことが出来たら良いなと考えています。 抽象的になってしまいましたが、私の場合だと、「失敗して傷付くのが怖い」「人から嫌われるのが怖い」「コミュニケーションが下手」「緊張どもり・吃音」「挙動が不審」「被害妄想」等々、挙げればキリが無いですが、こういった自分の課題に取り組んできて、完全にとはとても言えないですが、徐々に改善していき、ラテアート活動に繋がっていきました。 世間一般の「精神疾患」に対するイメージは、私が発症した25年前と比べたら、少しは認識が広まっていると思うのですが、まだまだ難しく感じます。こういうものだよ、と知って欲しい気持ちはもちろんありますが、それと同時に「怖い」「危険」といったイメージを払拭できるくらいに、自分自身が相手を納得・安心させられるくらいに、障害特性では無く個性・人間的魅力の一部に感じてもらえるよう、自分を成長させることが何よりも大切だと感じています。 そのためにも、25年前の私のように、自分は変なのだから隠さなければと、メンタルに疾患を抱えた方が、自分や家族ともども孤立することなく、社会との接点を持ちながら、改善した方の話を聞きながら、一緒に自己実現、幸せになるためにお互い頑張っていけるような、そんな空間・場所を仲間と一緒に、自分のラテアートを添えて提供していきたい、というのが今回のクラウドファンディングでの私個人の想いです。 想いを詰め込み過ぎて長文・乱文失礼いたしました。最後まで読んでいただきありがとうございます。 副店長 なび』ーーーーーーーーーーーーーーーーーー過去の投稿を読んで頂きありがとうございます。正直今の自分に出来ることはそう多くなく、専門的な知識や資格がある訳でもないですし、誰かの悩みを解決できるような力を持っているわけでもありません。 ただ「ラテアートでホッとひと息ついてほしい」想いで続けてきた今までの活動と、大げさに言えば今までの上手くいかなかった人生、闘病生活、なんとかしたくてもがき続けた日々、その積み重ねで得た沢山の経験に意味・価値があると信じ、それを大切に活かしていきたいと思っています。もちろんラテアートが大好きですし、ラテアートで得た皆さんとの出逢いや繋がりが私の原動力です。 幾度の長文にお付き合い下さり本当にありがとうございました。私の想いが何か少しでも誰かに届いていたら嬉しいです。ここまでありがとうございました。またいつかどこかでお会い出来るのを楽しみにラテアートを続けていきます。これからも「カフェ コッソリ」をどうかよろしくお願いいたします。 副店長 なび(川奈部大樹)
クラウドファウンディングの終了まで残り3時間をきりました。これまでたくさんの方々にご支援、ご協力いただいたこと、心から感謝しております。今までお世話になった方々、友人、家族。SNSや副店長なびが開催してきたイベントや出演したラジオや新聞の記事から私たちの活動を知った方々、、たくさんの方々に支えてもらいここまで来ることができました。本当にありがたいことです。バックでサポートしてくださったチームの方々にも感謝しております。クラウドファウンディングは信用度がみられるとも聞きます。達成率が130%を越えることができたのは、副店長なびのこれまでの活動あってのことだと感じております。彼が自分の心の課題と向き合いながら、ラテアートを通してどれだけたくさんの人たちとご縁を結んできたのか。。ここまで応援してくれる・信用してくれる人たちがいるということを証明してくれたこと、誇りに思います。私の至らないところもこのプロジェクトを通してたくさん見えてきて、思考の癖というのは何度も出てくることを実感しましたし、それに流されそうになって視野が狭くなったり、空回りしてしまったり…だけどだからこそ、ひとりでは夢のカフェは開けなかったと、たくさんのご縁と感謝を感じながら今後も歩みを進めていけるんだと、深く実感することができました。「共に成長していこう」という意味を込めたカフェ コッソリ〜Cafe co soffritto〜その名の通り、これまでも、これからも従業員一同、そしてみなさまと共に感謝を忘れずに成長して参りたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。店長、山中希望(のん)
ラテアートでのリターンについて クラウドファンディングにおける私自身の、ラテアートのリターン(リクエスト)について、ご紹介したいと思います。 ①私のレパートリー表の中からお好きな絵をリクエスト ②ご自身のお好きなキャラクター等をリクエスト ③似顔絵をリクエスト ④会社や屋号のロゴ等をリクエスト 等になります。 私の拙い画力・絵心ですが、今までのラテアート活動で培ってきた力をフル活用して、皆さまのリクエストに出来る限りお応えさせて頂くので、喜んでいただけたら嬉しいです。 チャレンジしてもどうしてもご要望通りに出来なかったらご容赦くださいm(__)m私でも描けるレベルに簡略化させて頂けたら幸いです。 副店長 なび(川奈部大樹)
クラウドファンディングと直接関係無くなってしまうのですが、私のとても低かった自己肯定感を、私なりに多少上げることが出来たポイントについて、私の場合としてお話してみたいと思います。①世間、他人、と比べて自分を下げない他人を下げて自分を上げようとしない②自分で決めて、その結果に責任を負う③積み上げてきたもの・過程が自信になる3つのうち今回は⑵自分で決めて、結果に責任を持つについて 私は今まで些細なことでも自分で決めることが出来ませんでした。自己責任ということばが怖くて、自分のせいにしたくなかったし、誰かの・何かのせいにしてきました。 些細なことからでも自分で決めてみたら、その結果に対して、決して良いものでは無くても、以前より納得できるようになりました。また悔しくて、それを改善するために本気で取り組むようになりました。 欲しいのに、自分の周りに、信頼関係と呼べる友達・仲間が居ないのは(もしくは居ないと感じているのは)、自分のコミュニケーション力の低さが招いた結果でしかなく、相手のせいでも過去の出来事のせいでも、第三者のあいつのせいでもない。 そう考えるのがとても怖かったのですが、そう考えるととてもシンプルで、やらなきゃいけないことは明確になりました。(やらなきゃいけないことをやるのもまた大変ですが今回は割愛します) やりたいことをやり始めるか否か、始めたことを続けるか辞めるか、動機・理由含めて自分で決めるようにしました。 もちろん相談すること自体はとても大切なことだと思います。ただ、私の場合は、自分の欲しい言葉をもらいたいための相談だと、安心させてもらいたいという気持ちだけだと、私も相手もしんどくなってしまった経験が多々あります。 自分で決めずに上手くいかなかった場合、あの人がああ言っていたからと、人のせいにしてしまう、もしくはタイミングや流れのせいにしてしまい、自分の積み重ねが足りなかったと自身を省みることが出来ませんでした。 自分で決めず上手くいった場合でも、たまたま、もしくはあの人のアドバイスがあったからだと、自身の積み重ねを信じることは出来ず、また迷ったらあの人に聞こう、居なかったらどうしよう、という状態になってしまっていました。 相談しながらも結論は自分で出して、自分で行動して、結果を受け止めて、また次、というのを些細なことから続けていきました。その中で少しずつ慣れてきて、自信というか、今までよりは自分の過程を肯定できるようになりました。自分で決めることで、むしろ以前よりアドバイスを素直に受け入れ、行動力に繋がりましたし、「自己責任」という言葉も以前より恐れずに受け入れるようになりました。結果より過程の中に、自信・自己肯定感に繋がるヒントが沢山あったので、「自分で決めて結果に責任を持つ」プロセスを大切にこれからも取り組んでいきます。副店長 なび(川奈部大樹)