不登校支援・育児相談も行うカフェ「ヨリドコロmani mani」さんでラテアート体験を開催させて頂きました。
マニマニプロジェクト不登校支援での体験活動の講師として呼んでいただき、ラテアート体験イベントを行ってきました。
先ずみんなが2階で宿題をやっている間、1階でラテアートの準備をしながら、楽しんでもらえるか少しソワソワしていましたが、喜んでもらえてほっと一安心。本当に嬉しかったです。
私事ですが、
私は小学四年生時の出来事をきっかけに対人恐怖になってしまい、周囲の人に相談する勇気もない中で、なんとか学校には通い続けている状態でした。
無意識のうちに感情を抑圧し、いつの間にか自身の喜怒哀楽が、自分で分からないほどに無感情になっていきました。
自分の感情を麻痺させて何とか学校の時間を終え、テストで良い点数を取れたら親に褒めてもらえたり、同級生から注目を浴びれたりしないかなと期待して、好きなわけではないけれど、友達も出来なくて時間があったので、勉強はしていました。
しかし高校を卒業し、もう学校に行かなくてよくなった瞬間に感情と症状が爆発し、精神科を受診。そのまま電車に乗れなくなり大学を中退し、長い闘病生活が始まりました。
あの小学生か中学生の時期、もしく暗黒の高校時代に、自分もこんなカフェに出逢っていたら良かったなって、心底思いました。
お店のお二人と子どもたちが話しているのが所々聞こえてきて、別に深刻な内容では全く無いのですが、自分の感情とか気持ちとかを押し殺さずに出すことができて、それを普通に受け入れてもらえることが、とっても良いなって感じました。
その中で一緒に宿題や体験活動をして、好きなことやりたいことを見つけていく、ほんの一コマでもそこに関わることが出来て私にとっても貴重な時間でした。
私が当時そうだったので、不登校支援と聞いて勝手にもっと深刻なものをイメージしていたのですが、必ずしも特別なことではないのだなと知ることが出来ました。(そんな簡単な話では無いと思うのですが)
小学生の子と中学生の子が当たり前のように仲良く話している光景とか、私は当時先輩に対して勝手にビビりまくっていたので、とても新鮮でした。
今回お声がけいただけたのは、中学の同級生が(約30年ぶり)私のラテアートと対人恐怖克服体験お話会の活動をSNSで見てくれて繋いでくれたご縁なのですが、
今度チャンスがあったら、子どもたち向けにも体験お話会と意見交流会のようなものをしてみたいって思いました!
副店長 なび(川奈部大樹)