弊法人「特定非営利活動法人 越境先生」のメディア「Ekkyo State Journal」に、新しいインタビュー記事が掲載されました! 今回は、高校で日本史を教える坂本先生の兼業体験についてです。授業で教える傍ら、山梨県北都留郡小菅村の歴史を研究し、一冊の本の出版に携わった坂本先生の活動は、まさに「知の越境」そのもの 。研究を通して得た「まだ誰も知らない新しい知識」は、先生自身のスキルアップだけでなく、生徒への授業や進路指導にも良い影響を与えたそうです 。「学校の外の経験が、教育に還元される」。そんな当たり前を広めるため、私たちは活動を続けています 。ぜひ、記事を読んでみてください!https://ekkyosensei.jp/interview-sakamoto/
いつも温かいご支援をありがとうございます。 越境先生設立のクラウドファンディングにご協力いただいた皆様へ、活動報告です。少し長文ですが、最後までお読みいただけますと嬉しいです。 1. 越境ピッチ&懇親会 を開催しました!教育を変えるのは、教員のアップデートから。「越境の種」を持った先生たちが、自分のアイデアや想いをふわっと語り合うイベントを開催しました。当日は、現役教員や会社員、個人事業主、経営者など、多種多様な13名のメンバーと共に、教育の未来について語り合いました。 2. 【クジラボ×越境先生】語る、つながる、越境ナイト語る、つながるそして、何かが動き出す越境ナイト開幕!上記、越境ピッチの姉妹イベントを、今回は東京にて開催します!学校の外で得た学びや、「やってみたい」という想いが、子どもたちに還り、教育を変え、社会の未来につながっていく。このイベントは、そんな“越境のタネ”を持った先生たちが、自分のアイデアや願いをふわっと語り合う場です。「やりたいこと」を誰かにしゃべりたい!学校以外の人と交流がしたい!という先生・元先生だけでなく、「やりたいこと」がある人を応援したい!学校の先生とざっくばらんに話がしたい!という企業や団体の方の参加も大歓迎!学校の中と外をゆるやかにつなぐ越境ナイトにぜひ参加しませんか?ーーーーー日時: 2025年7月23日(水)18:40〜21:00(会場18:30)会場: いいオフィス茅場町 by VORT SPACE中央区日本橋茅場町1-11-3 岡本ビル 9F(茅場町駅から徒歩1分)定員: 30名程度詳細・お申し込み:https://kujilabo20250723.peatix.com/ーーーーーふるってご参加ください!3. パパ頭さんの書き下ろし漫画を公開しました!越境・複業に係る情報発信メディア「Ekkyo State Journal」にて、高校の教員でありながら、漫画家でもある「パパ頭」さんの書き下ろし漫画を公開しました。「重要なのは、情報の配置」漫画家活動で気づいた”面白い授業”のつくり方記事URL:https://ekkyosensei.jp/interview-papa_atama/特定非営利活動法人 越境先生では、たとえば今回、漫画の“面白さ”を分析する作業が、そのまま授業にも生きていたように、副業や兼業だけでなく、広く「越境」によって生まれた好事例を一つでも多く可視化し、仕組みとして後押しすることをミッションとして活動しています。「学校外の経験が、教育に還元される」そんな当たり前を、現場でも社会でも広げていきましょう。 今後も応援したい!という方へもし「この活動にさらに貢献したい」と感じていただけましたら、【追加寄付】も大歓迎です。ご負担のない範囲でご検討ください。https://donate.stripe.com/14kbJuduieJneRi6op なお、ご支援の増額や追加のご寄付をいただいた際には、改めて直接ご連絡差し上げることもございます。あたたかいお気持ちを、心から感謝申し上げます。 ──────────────────────────── 特定非営利活動法人 越境先生 広報担当 E-mail:info@ekkyosensei.jp HP:https://ekkyosensei.jp/────────────────────────────
支援者の皆さまへクラウドファンディングを通じて「特定非営利活動法人 越境先生」の設立にご支援いただき、誠にありがとうございました。皆さまの温かいご支援のおかげで、法人の登記が無事完了し、本格的な活動を開始することができました。私たちは、「先生の『やりたい』を守る」ことを使命とし、教員が社会とつながり、より自由で多様なキャリアを築ける環境づくりを進めています。学校の枠を越え、先生たちが外の世界と関わることが、教育の可能性を広げる大きな一歩になると信じています。具体的な活動について法人設立後、すでにいくつかの取り組みをスタートさせています。具体的な活動やビジョンについては、以下のページに詳しく掲載しています。【プレスリリース(法人設立の詳細)】https://presswalker.jp/press/70203今後は、教員の越境・複業を支援する具体的な制度設計や研修プログラムの実施を通じて、より多くの先生が自由にキャリアを築ける社会を目指していきます。越境先生の活動を持続的に広げていくためには、継続的な応援が必要です。もし、私たちの取り組みに共感し、「先生の可能性を広げる」活動を一緒に支えていただけるようでしたら、こちらのページをご覧ください。教育の未来をともに創る仲間として、引き続き温かく見守っていただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。特定非営利活動法人 越境先生代表理事 前田央昭
支援者の皆さまへいつも越境先生への温かいご支援と応援をありがとうございます。このたび、特定非営利活動法人越境先生の理事と運営メンバーが一堂に会し、組織の哲学・パーパス・ビジョンを策定する会議を実施しました。その内容についてご報告いたします。プロフェッショナルなメンバーが集結会議には、現役教員、管理職経験者、複業実践中の教員、マーケティングのプロ、ビジネス戦略策定のプロなど、多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まりました。それぞれの知見を活かし、越境先生の指針を決定する真剣な議論が行われました。哲学・パーパスの策定とビジョンの調整 • 哲学とパーパスについては、メンバー間で合意に至り、越境先生の基本的な価値観と存在意義を明確化しました。これらはそれぞれ、私たちの大事にする考え方と、遥か先にある目標・私たちが存在する意義を示したものです。教員の複業や越境を実現させるために、判断に迷うこともこれから何度もあると思います。しかし私たちは、その度にこのビジョンに立ち戻ります。 • ミッション(中期目標)については、さらなる議論が必要であり、今後の会議で調整を続けます。全文をご覧ください以下に、今回策定された哲学とパーパスの全文を掲載いたします。ぜひお読みいただき、私たちの活動へのご理解を深めていただければ幸いです。越境先生 Visions越境先生のビジョンPhilosophyー哲学先生の「やりたい」を守る私たちは先生の「やりたい」を守る。今学校は過渡期にあり、進化しようとする向きがある一方、これからの社会にとって最適とはいえない慣習が未だ強く残っている。前例踏襲主義や監理主義といった慣習だ。前例踏襲は変革を阻害し、監理は思考する勇気を奪う。私たちは先生の「やりたい」を守る。「学校」の枠組みを守るために先生の信念が棄損されてはならない。一人の大人として社会を感じ、目の前にいる子どもたちにとって、本当に必要だと信じる伴走をしてもらいたい。私たちは人を信じている。人が「先生」という役割を得た時に発揮する、無限に湧き出るパワーを信じている。先生それぞれの「やりたい」を解き放てば、それぞれの先生が自分らしい在り方で、子どもたちや社会に対し、責任を果たしていけることを確信している。私たちは人の可能性を信じているからこそ、先生の「やりたい」を守っていく。Purposeー存在意義境界を、越えろ自分らしく高く飛ぶ教師の姿は、周囲の教師・子どもたち・教師の卵、社会で生きる大人たちに、どのように映るのか。考えるだけでワクワクする。でも今は、その主体性を奪う構造がある。学校に関わる全ての人から、可能性の芽を摘み取ってはならない。ノミは、瓶に蓋をするとその高さまでしか飛べなくなる。一部の教師は蓋の高さまで飛べることに満足し、旧来の慣習がそれを賞賛するかもしれない。しかしそんな環境でもなお、瓶の蓋をぶち破ろうと頭をぶつけ続ける教師がいることを、私たちは知っている。彼らは瓶の内と外とを隔てる境界に、何度も挑戦していく。同時に、強い信念を持つ彼らでも、一人で戦い続けることが困難であることを、私たちは知っている。彼らが痛みに耐えかねて飛ばなくなってしまう日を迎えてはならない。瓶の中からそっと姿を消す教師も、瓶の内側の様子を見て飛び込んでくることを諦める人も、今まさに増え続けている。だから、私たちは、境界を越えるために必要な力を渡し、境界を隔てる壁を打ち壊していく。学校とは異なる集団として、先生と学校とを鼓舞するため、この檄に力を込める。私たちは、「境界を、越えろ」というメッセージを発し続ける。主体的に挑戦する輪が広がり、越境する教師たちを起点に、社会はもっともっと面白くなっていく。その世界に向かうため、共に境界を越えていこう。




