
今日はミャンマーからの学生・Khar Nanを紹介します!
名前:Khar Nan (カル・ナン)
出身地:ミャンマー・カチン州
家族:独身(実家で両親と暮らしている)
趣味:音楽を聴くこと
背景:メタ開発基金というNGOでプロジェクト・コーディネーターとして紛争の影響を受けている農村の収入向上事業の活動をしてきた。州都から10時間かけてバイクで移動する時も。カチン州の大多数が農業で生計を立てているが、近年化学肥料や農薬などの資材の経費が高くなり、人々の収入が低くなってきている。地元の資材を活用する有機農業を広めたいが、そのための知識や技術が不足している。
研修で学びたいこと:有機農業を中心とした持続可能な農業と農村開発の概念を学びたい。
将来の計画:有機農業の実践方法を同僚や地域住民に伝えたい
カチン州独立政府が建てた国内避難民キャンプ。カル・ナン達のNGOは小山羊や小豚を飼育方法と共に提供し、避難民の人々の食糧自給や収入になる活動を行った。
紛争により街への流通経路が途絶え、農産物が売れなくなった農村の女性達のグループ。固定種の野菜作物の種を共同農場で採集し、NGOで買い取り、他の農村で販売をすることで生計を支援している。
とつとつと自分の州の状況ややってきたことを語ってくれたカル・ナン。辛いこと、目を背けたいことはたくさんあったと思われますが、仲間や住民たちと知恵を出し合って、自分たちが出来ることに希望を見出し、活動してきた姿が伝わってきました。「有機農業のことをもっと学んで、困難な状況の地域の人々の力になりたい」というひたむきで強い意志を感じます。応援お願いします!






