福井駅前短編映画祭実行委員会 代表の木川です。
フクイ夢アートでも運営委員をしています。
今回のプロジェクト、正直なところ、出遅れています。苦戦しています。
そこでもう一度、今回の企画の背景を書いてみたいと思います。
このプロジェクトはフクイ夢アートが主体で、福井駅前短編映画祭も協力しています。福井駅前短編映画祭は、街をテーマとした映画祭です。全国から集まる映画を通じて、これからの街をどうしていくのかを考えたい。そのため、コンペティションで映画を上映すると同時に、この映画祭からも映画を生み出していきたい。
そのために、フクイ夢アートと共同で「ムービーハッカソン」を行うことにしました。
「ハッカソン」は元々プログラマーたちの言葉で、合宿してプログラミングを共同で組み上げ、それぞれのスキルを高め合うイベントです。
映画でもこんな合宿ができないだろうか?そして、僕たちが考えついたのが「ムービーハッカソン」です。これはおそらく、全国初の試みです。
昨年度の福井駅前短編映画祭でグランプリを獲得した「ココニイルヨ」の神谷監督、観客賞の「父の日」の小平監督、そして地元福井の岡田監督。俳優人は、津田寛治監督の「カタラズのまちで」から松林慎司さん、「父の日」から星能豊さん。それぞれ本当に魂を感じる素敵な監督、役者さんたちです。映画の舞台は福井駅前です。ただ、ストーリーは何も決まっていません。合宿でみんなで物語を紡ぎだしてもらうのです。街の空気から映画が生まれる。参加者たちにはこの瞬間を体験してもらいたい!
製作費は補助金に頼らない形を模索しました。そこで思ったのは、ふるさと納税のような形。自分ががんばってほしい自治体に寄付してそこからの返礼品によってさらに自治体への愛情が深まるサイクル。これを街の中でもつくれないだろうか?(もちろん納税ではないのでそれで控除は得られませんが。。)
そこで、福井駅前の商店街のお店に、これまでお店で提供したことのないプレミアムな企画を考えてもらいました。それをファンドの返礼にすれば、駅前の映画を駅前の協力による制作費によって撮る。そんなサイクルを生み出したい。そしたら、地方の街はもっと魅力的になる!
ただ、まだまだ力不足で上手くまわっていません。出遅れた分、告知も十分ではないですし、また商店街からのプレミアムな企画のバリエーションも十分ではありません。
だから、みなさまにお願いするしかありません。この企画が成功することによって、福井にもっと映画を志す若者がまちがいなく増えます。そして、それは近い将来の福井、地方の街に大きな影響を与えることになると思います。
どうか、みなさま。プロジェクトへのご協力、おねがいします。
チラシも制作して、福井の街中で配布をしていきます!