熊本県では、今年新しく就任された木村知事新体制のもと、新たに基本方針及び総合戦略等の策定を行うこととしており、「熊本県地方創生会議」による大所高所からの御意見に加えて、現場の意見を県政に反映させるための「ともに未来を創るワーキンググループ」を設置しました。
同ワーキンググループの委員には、教育・福祉・防災等々、各分野から1名の委員が選出され、「食と農分野」においてはエシカルプロダクツ代表の永井香織が就任しております。
2回目の意見交換となる今回は、農業に関する意見陳述を行い、ここから20年後の農業の未来について、未来の農業を担う若手農業者への支援、全体の40%超を占める女性農業者の活躍支援についての話に加え、具体的なアクションプランを策定する担当部署とも建設的に意見交換をする機会が欲しいという事を意見して参りました。
エシカルプロダクツは加工食品メーカーであり、農業は関係ないと思われてしまうかもしれませんが、加工食品の原料は農作物や海産物であり、農業の未来は私達にとっても重要な事であると考えております。
限られた時間での話になるため、各委員も話足りない部分もあるのですが、会議終了後には知事公舎にて親睦会を行い、そこでもざっくばらんに様々な意見を交わす時間を頂戴しました。
また、常に実験と検証をしたい私は、地域資源の有効活用のためにエシカルプロダクツが今年開発した新商品「甘夏の花シロップ」を持参して、木村知事や参加者の皆さんにお酒や炭酸水など、色々な飲み物と合わせていただき感想をもらったのですが、好評だったのがよほど嬉しかったのか、満面の笑みですね(笑)
県政に県民の(現場)の声を反映させたい!という、木村知事の強いお考えのもと設置されたこのグループ。知事は他にも「おでかけ知事室」で各地を回ったり、「こどもまんなか熊本」では小4~大学生までの子供達や子育てや保育教育の現場で働く大人の声を聞くなど、多くの県民から直接現場の声を聞く事を大切にされています。
そして、それだけでなく、すぐに実行できることは本当にすぐ実行されます。こちらがビックリするスピード感です。徹底した現場主義である所と有言実行である所が、本当に素晴らしく、尊敬しております。
私の大好きな熊本県が、これからもっと素敵な場所になるのは確定ですが、そのために私も もっと世の中や人の為になれるよう頑張りたい。そう思えた1日でした。
私の人生に、このような貴重な機会を与えてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
エシカルプロダクツ 永井香織