
オンライン講演会のご案内です。
2026年1月23日(金)PM7:00~
【オンライン講演/絵本のブックトークあり】
パレスチナについて小さな話を聞こうVol.2 《ゲスト》鈴木啓之さん
【詳細とお申込はこちら】
繰り返し停戦が報じられながら、殺戮が止むことないパレスチナでの状況とイスラエルの動向。マスメディアやネット上では無数の情報が飛び交っているのに、何ひとつ頭に入ってこない・何も心に残らない、と感じることはありませんか。いま世界で起きていることを、ほんの少しでも理解するために、また、子どもたちに伝えるために、絵本はあなたの足がかりになってくれます。
パレスチナが直面してきたことの起点を描いた絵本『もしぼくが鳥だったら パレスチナとガザのものがたり』(クラウドファンディングにより2025年1月25日刊行)をご紹介しつつ、巻末解説をご担当下さった鈴木啓之さんに、絵本の読み解きにも触れていただきます。
その後、鈴木さんがパレスチナ/イスラエルへの旅や現地での日々の暮らしの中で、出会った人たち、楽しかったこと、耳にした言葉、目にされた出来事をお話しいただき、現在の状況についてもご解説いただきます。
【こんな方におすすめ】
★パレスチナ/イスラエルやガザで起きていることに関心はあるけれど、よく分からないし、怖い。★情報が多すぎて何から学んだら良いのか分からない。★絵本が好き。図書館・学校でのお仕事や、絵本に関わるボランティア活動、家庭での読み聞かせを通じて、平和や戦争について子どもたちに知って欲しいと願っている。
【ゲスト】鈴木啓之(すずきひろゆき)さん
東京大学中東地域研究センター・特任准教授。学術博士(東京大学)。著書に『蜂起〈インティファーダ〉と占領下のパレスチナ(1967~1993年)』(第9回南原繁記念出版賞)、編著・共著書に『ガザ虐殺を考える』『パレスチナ/イスラエルの「いま」を知るための24章』『帝国と民族のあいだ : パレスチナ/イスラエルの重層性』、共訳書にラシード・ハリーディー著『パレスチナ戦争:入植者植民地主義と抵抗の百年史』ほか多数。日本記者クラブでの会見(解説)、NHK「クローズアップ現代」への出演・解説ほか、テレビ報道番組やオンラインセミナーでの解説・講演も多い。
【ブックトーク・司会】ゆぎ書房 前田君江
イラン・ペルシア文学研究に携わっていたが、「解説」では伝わらないことが絵本で伝わる面白さに目覚め、すべてを放り出して絵本を探す旅に出る。絵本翻訳者として、『ラマダンのお月さま』(解放出版社)、『イ―ドのおくりもの』(光村教育図書)、『石たちの声がきこえる』(新日本出版社) などを出版。2020年に、ゆぎ書房を創業。2007年より東京大学教養学部非常勤講師、2023年より「認定絵本士」養成講座講師(常磐短期大学)ほか。




