「空き家」問題についてご存じでしょうか?
「空き家」問題 とは、近年、 誰も住まない家が増え続けており、2033年頃には全国で空き家数が2,150万戸となり、全住宅の3戸に1戸 が空き家になってしまうという問題です。
保全されていない「空き家」は老朽化が進み、倒壊や害獣の住み家となり、近隣の方々に迷惑を掛けてしまいます。
「空き家」 が発生する主な原因は、「高齢者の増加」に起因します。
2025年には団塊の世代が全員後期高齢者(75歳以上)となり、2040年には3人に1人が高齢者となると予測されています。
この様に高齢者が増え続ける中、老後介護の問題で老人ホームに入居したり、住み慣れた自宅を離れ子供宅に転居したりすることで家が「空き家」 となります。
そして、家の持ち主が死去するとその家が「空き家」となり長い間人が住まなくなってしまうのです。
「空き家」 になったら売却したり、人に貸したりすれば良いと思うかもしれませんが、「田舎の一軒家で交通の便が良くなく、近くにスーパー等が無い家」 を思い浮かべて下さい。
避暑地として少しの間住むのは良いかもしれませんが、長い年月その様な環境で暮らすのは非常に大変だという事は解ると思います。
つまり、駅の近くで交通の便が良くない「空き家」は中々買い手が付かないのです。
このことにより、 「空き家」 の「負のスパイラル」が発生するのです。
「空き家」 の増加により、地域住民が減少し、インフラが減少し、生活必需品の入手が困難となり、益々住民の減少が発生し、過疎化が進んでいくのです。
一旦、「負のスパイラル」 が発生してしまうと、その速度は加速してどんどん田舎がより田舎となってしまいます。
こうなると、田舎と都会の差が益々広がり、みんな田舎に住まなくなってしまうため、家の需要が無くなってしまい、売れなくなってしまうのです。
一方、親の死去により相続した土地 は子供に引き継がれるが、子供は都心で働いており、有効利用できないで固定資産税や空き家管理のサービス費用を支払っているというのが実態です。
『簡単相続』は、終活の段階で、土地を相続した方が良いか、有効活用した方が良いかを判断することが可能です。
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