クラファンも2週間を過ぎ、支線総額「1,572,000円」となりました。目標の300万円までは、まだまだ道のりは険しいですが、皆さんの応援コメントを読ませていただきつつ、一歩一歩進んでいきます。
いつもありがとうございます。
さて本日は、私、小林純也のポリシーでもあり、脳フェスの合言葉でもある『可能性は無限大』について、お話ししようと思います。
18年前に23歳の頃ボクシングの脳梗塞で倒れた私は、絶望の毎日を送っていました。
なんせ、プロテスト直前で倒れ、墨田区の病院に運ばれたものですから、ベッドからも満足に起き上がられず、ちん○んからおしっこの管が入った車椅子の生活は、高低差があり過ぎて耳がキーンとなったんですね。
ただ、右半身の機能が少しずつ回復していくにつれ、「これはひょっとしたら完全に治るんじゃないか…?」という希望が湧いてきました。
となると、目指すは「プロボクサー」。
車椅子に座っている時から、左手のみでシャドーボクシングの練習をし、退院してリハビリが打ち切られた後も、自分で探した運動施設に通い、毎日3時間以上リハビリ&トレーニングをしていました。
(ちなみに、この施設でハヤテと出会ったんです)
その結果、なんとかプロボクサーとスパーリングできるくらいに回復し、プロテストを受けられるかと思ったら、脳に障害があると受けられないという事実を知ります。
3年間、それだけを目指していた私にとって、かなりショックでしたが、不思議と落ち込みませんでした。
なぜなら、やるだけやったから。
そこから、障がいを強みに変えるため、理学療法士となり、脳フェスを立ち上げ…と様々なことに挑戦するようになりました。
その過程で、ハヤテとのコラボ企画映画「ファーストミッション」を制作することになり、さまざまな武道の達人とYouTubeコラボさせていただくことになりました。
システマの北川先生をはじめ、元UFC選手の誰ツヨ菊野先生など、著名な先生方ともコラボさせていただく中で、北川先生から、菊野先生が主催する「敬天愛人」という総合武道大会への出場を勧められます。(半強制)
ルールの配慮や防具があるとはいえ、なんでもありでの大会で、対戦相手は自分より体格の大きいクッタクタの黒帯を締めた空手家。
正直どうなることかと思いましたが、非麻痺則の左手のみで攻め続け、なんとか勝利をすることができました。
会場は、かつて私がボクシングの練習をしていた墨田区。
満員の観客と共に見ていたのは、かつて私以上に絶望を感じさせてしまった母親。
その母親や妻子の前で、勝ち名乗りを受け、皆さんに祝福をいただく。
17年越しの、リベンジができた瞬間でした。
これはある意味、突飛な物語です。
ですが、自分を信じ、周りに頼り、出会いに感謝していれば、ひょっとしたら、過去の自分を超えられる時が来るかもしれません。
キャリアランドが、復職に悩む障がい当事者の方にとって、可能性の種となるように。
そのスタートを、あなたにご支援いただけましたら幸いです。