クラファンもいよいよ中盤戦。
現在の支援金額は200万円を超え、皆様からの温かいコメントに、背中を押してもらっています。本当にありがとうございます。
今日は、私の人生において、多大な影響を与えていただいた方から応援メッセージをいただきました。
18年前。まだ足を引きずり、手もぶらんとしていた時、藁をも縋る気持ちで通い詰めたトレーニング施設の担当トレーナー。
この方と出会い、私は回復限度なんてないんだ、と体感することができました。
ぜひ、最後までご覧ください。
以下メッセージーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「え?回復限界なんてないよ。」これは脳フェス代表の小林純也君と初めて会った時に私が言った言葉です。その時のことは、よく覚えています。今でも彼は「今の自分があるのはあの言葉があったから・・・」と嬉しいことを言ってくれます。ありがたいことです。
「回復限界なんてない」私は、体裁の良いことを言ってその場を取り繕うとした訳でもなく、嘘をついた訳でもなく、その当時本当にそう思っていました。もちろん今でもそのように考えています。
ただし、この言葉は「諸刃の剣」です。
突然、なんの予兆もなく生死の境を彷徨することになり、気が付いたら半身の感覚がなく、動きもしない。どんなに頑張ってリハビリをしても元の身体に戻ることはないと告げられ、絶望の中、それでも日々辛いリハビリに励み、もがいている。
そんな人にとっては「まだまだだね。もっと頑張りなさい。」という意味合いに受け取られても致し方がないでしょう。さらに追い打ちをかけてしまいかねない言葉です。
あの時「もう回復限界って言われたんですよ・・・」と彼の自虐的な苦笑というか冷めた笑顔でそう言われたとき、反射的に出た言葉だったのです。
彼は、再びボクシングに復帰するという目的達成のために「回復限界なんてない」この言葉を「希望」としてとらえてくれました。
その後の彼は、毎日のようにリハビリに取り組み、走れるようになり、リングに立ち・・・
現在に至るという訳です。
それは、間違いなく彼自身が成し得たことで、私は、反射的にその言葉を言っただけなのです。実は感謝されるようなことではなく、むしろ私の方こそ単なる反射的な言葉を昇華させてくれた彼に感謝なのです。
そんな小林君だからこそ、「希望」「夢」の大切さを誰よりも理解していると思うのです。
そして、障害当事者の方々にとって「復職」は「希望」や「夢」の一つの形であると言っても良いのではないでしょうか。
もちろん、障害当事者の方々の立場からだけではなく、企業の方々にとっても即戦力の人材を確保できることは、有益なことでしょう。
その両者をつなぐ「キャリアランド」の取り組みは、現在の日本社会に一石を投じ、波紋となって広がっていく取り組みであると考えております。
ぜひ実現に向けて一緒に応援していきましょう!
大野 昌朋
トレーニング施設
ボディコンディショニング リフレクサ運営
U.G.M.(利重力身体操作法)
重力を利用した効率的な身体の使い方の研究