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長野立科町と全国をつなぐ場所づくり。アツマレ!立科エリアリレーションプロジェクト

2020年より地域おこし協力隊として「移住定住、空き家の活用促進」に従事してきた長野県北佐久郡立科町で、住まい不足の解消や関係人口の増加、町を知ってもらうきっかけをつくるために、町内にある元薬局の空き店舗を活用した複合交流拠点と、空き家を改修した泊まれるカフェの2つを2024年の夏につくります!

現在の支援総額

2,301,000

115%

目標金額は2,000,000円

支援者数

133

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/08/17に募集を開始し、 133人の支援により 2,301,000円の資金を集め、 2024/09/29に募集を終了しました

地域おこし協力隊のためのクラファンで、あなたもプロジェクトに挑戦してみませんか?

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現在の支援総額

2,301,000

115%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数133

このプロジェクトは、2024/08/17に募集を開始し、 133人の支援により 2,301,000円の資金を集め、 2024/09/29に募集を終了しました

2020年より地域おこし協力隊として「移住定住、空き家の活用促進」に従事してきた長野県北佐久郡立科町で、住まい不足の解消や関係人口の増加、町を知ってもらうきっかけをつくるために、町内にある元薬局の空き店舗を活用した複合交流拠点と、空き家を改修した泊まれるカフェの2つを2024年の夏につくります!

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いよいよ9月となりまして、立科町エリアリレーションプロジェクトの2本柱の一つである”bake&soup yum-yum”が8月末にプレオープンという形で先行始動しました!

最初に物件と出会ったのが3年前、、やっとここまで来れたという感じです。今回から2回に分けて、”bake&soup yum-yum”のできるまでのご紹介をしたいと思います。

”bake&soup yum-yum”は、もともと空き家バンクの登録相談から始まったプロジェクトで、地域おこし協力隊として活動をしていたときに「実家がもう空き家になるから”賃貸”に出せないか」と所有者さんからご相談頂いたのが発端でした。

空き家バンクに登録をする、という相談で出会った物件

立科町には空き家が250件近くあるのですが、空き家バンク(※)に登録してくださる物件というのはまだあまり多くなく、さらにその中でも賃貸可能な物件というものは当時ほとんどありませんでした。「自分の家を人に貸す」という事に抵抗がある方や、「早く手放したい」と思う方、また逆に「手放せないし自分のところは空き家じゃない」とお考えの方も多くいて、なかなか「賃貸」という選択肢が出てこないという実情があります。

ただ、移住をご検討される方などは、、まずは「賃貸」をすることでとの関わりを作りたい、と考える方が多く、なかなか物件所有者さんとの間でマッチングしないのが悩みの種でした。

空き家バンク情報を希望者に提供し、空き家のマッチングに繋げています

ですので、なんとか空き家賃貸の良い活用方法を作って、町内の空き家所有者さんに向けて発信をしたいと思い、自らこの物件を借りることを決めて、カフェと宿泊施設を作る計画を始めたのでした。

(※空き家バンクとは、地方公共団体が空き家や空き地の情報を提供する制度で、空き家や空き地を所有する人が売却や賃貸を希望した場合に、その情報を登録し、利用希望者に提供する制度です。)

借りた物件は元々は住居用の物件でした

手前に畑と隣には離れの小屋が付いていて、奥には浅間山も見えます

物件を「購入」ではなく「借りる」ことで、空き家を活用するための初期投資を工事費に多く回せるようになります。老朽化した母屋にかかる工事費(耐震改修から、設備の入れ替え、内装に至るまで)の全ての費用を借り主である僕らが負担する代わりに、10年という期間で「超」がつくほどの低価格で賃貸させて頂いています。所有者さんからすれば、使い道があるわけではないけど、思い入れがあるので手放したくない、という思いは生き、借りる側からすれば、建物を使う上でのコストを、設備や自分たちで使う部分に集中できます。

賃貸物件の改修なので大家さんも楽しみにしてくれてます

また、カフェと宿泊施設という事業をやることで、投資した分の費用も回収していくことができます。元々僕らがカフェや宿泊施設をやりたかったというのもあるのですが、例えば自宅用の物件の一角で小さなコーヒースタンドをやったり、雑貨屋さんをやったり、「商い」を生活に取り込むことで、家にかかったお金の回収を見込むことができるようになります。さらに地域とのつながりを作るきっかけも出来るので、空き家の活用をこれから検討している方には「暮らしと小商いのセットでの活用」をお勧めしています。

さて、建物の工事ですが、残置物の片付けや床や雑壁の解体など、できるところは自分たちで行いました。地域おこし協力隊の仲間などにも手伝ってもらい、改修工事の様子は立科町の地元ローカルテレビ局で放送し、地域の人たちにも情報をお届けしました。この解体がなかなか大変で、砕けた壁や木材など、いわゆる「産廃」が想像以上に出てきます。いかに建物が、きれいに、無駄なく作られてるのかが、解体の産廃を見たときにとてもよくわかります。

協力隊の仲間と解体中ケーブルテレビで工事の内容を発信しました

また、解体してみると、建物の躯体の老朽化している部分がよくわかります。なのでここから先は専門の方にお任せし、本体工事は、アツマルセンター立科でも一緒に進めている三矢工業さん、耐震改修工事は横浜の構造設計事務所SCALA Design Engineersの村上さんにお願いして、盤石の体制で進めていきました。

本体工事は三矢工業さん(左側)、耐震改修は構造の専門家、村上さんに(右側)

建物自体が基礎の部分から一部傾いており、外壁にもクラックが入っている状態でしたので、今回の改修では建物の基礎から補強をし直し、新たに耐力壁という壁も追加しています。

外壁に入っているヒビ

元々和室が二部屋続いてるお家でしたが、この真ん中に新たに壁を追加することで、耐震性を向上させます。二部屋が続いている空間も広く見えて良かったのですが、壁ができることで2つの場所が生まれるため、雰囲気の異なるスペースを作ることにしました。

元々は和室が続いてました。このままでも気持ちのよい空間でしたが、耐震上問題アリでした

新たに部屋の真ん中に壁が作られ、手前とは違う空間が生まれます

奥の部屋は造作工事が進んでいます


石膏ボードを下地の上に張り、だいぶ形が見えてきました。この後はいよいよ塗装工事になるのですが、ここからまた自主施工が始まります。色がつくと一気に雰囲気が変わります。

仕上がりから完成、プレオープンに至るまでは次回ご紹介したいと思います!

引き続き皆さま、温かいご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。



【現在達成率65%】ご支援頂いた方々本当にありがとうございます。

引き続き皆様、ご支援どうぞよろしくお願い致します!!

<クラウドファンディング概要>

・CAMPFIREにて実施

・プロジェクト名:長野立科町と全国をつなぐ場所づくり。アツマレ!立科エリアリレーションプロジェクト

・実施期間 2024年8月17日9:00~2024年9月29日23:59

・目標金額 200万円


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