岡山で保護活動を始めてまもない頃、仕事帰りに車で吉備津の神道山を通っていたら2匹の黒猫の子猫が捨てられていました。
車から降りて捕獲しようとしましたが捕獲機(まだ捕獲機を持っていなかった)もキャリーバックも持っておらず一旦帰ることにしました。
すぐに行きたかったのですが当時は結婚していてパートナーが帰っていたのでご飯を作り、すでにパートナーにとっては多すぎる猫ちゃんを保護していたため『子猫がいるから保護しに行く』と言えず行けませんでした。
翌朝早めに行ってみると2匹とも交通事故で亡くなっていました。
わたしが見かけた時は捨てられたばかりだったのだと思います。
動き回る月齢の子たちで、わたしが近づくと逃げましたが何かくれると思ったのかこちらを見ていました。
なれないところでお腹が空いて2匹一緒に道路を渡り事故にあったのだと思います。
何も考えずに行くべきでした。
せめて道路を渡らなくていいようにたくさんご飯を置きに行けば良かった。
10年以上経ちますが逃げた時に奥に逃げた子の怖がってるけど何かくれるのかな?という目と
手前にいた少し人慣れしているように見えたあどけない表情を忘れることはできません。
ずっと忘れずにいようと思ってます。
自分の失敗を自分が2度と繰り返さないように活動報告としてこちらに載せさせていただきました。
みんながお腹いっぱいで安心して暮らせるように、当時の活動の目標は亡くなった2匹の子猫と共に今もわたしの中に刻まれています。