こんばんは。出口農園です。
今回は、無農薬でのお米づくりにおいて、最大の難所とも言える「草」との向き合い方について、ご報告いたします。
一般的な稲作では、田植えの前後に除草剤を撒いて草を抑えますが、私たちは農薬や除草剤を使わずに栽培しています。
そのため、草をいかに生やさず、稲を守り育てていくかが、とても大きな課題になります。
草の発芽を防ぐには、「田んぼにしっかり水を張っておくこと(深水管理)」が基本中の基本。
田植え後、私たちは毎日すべての田んぼを巡回して、水が抜けていないかを細かくチェックしています。
とはいえ、田んぼごとに状況は本当にさまざまで・・・。
バルブをひねればすぐに水が出る恵まれた場所もあれば、ポンプを使って一所懸命くみ上げなければならない場所もあります。
水が抜けていく原因の一つが、ザリガニなどの生きものが開けてしまう小さな穴。
これが曲者で、水はどんどん抜けていき、見回っていないと、知らないうちに土が乾いてしまいます。
そうすると草の種にスイッチが入り、あっという間に芽が出て、生育途中の稲の大敵になってしまうのです。
だから私たちは、水の音を聞き分けたり、田んぼの表面を目で観察したり、穴を探し当てて、スコップなどで塞ぎ、また次の田んぼへ見回っていく・・・。
田んぼとの“対話”のような日々を繰り返しながら、稲の居心地のよい環境を整えています。
今年は昨年の5倍、約10町歩の田んぼを耕作しており、初めて経験するトラブルにも直面していますが、「このお米が、未来の子どもたちの給食に届くかもしれない」そんな希望を胸に、一歩一歩進んでいます。
次回は、そんな草との本格的な格闘戦「除草作業」の様子をご報告させていただきます。
ぜひ、楽しみにお待ちください!!
いつも応援してくださる皆さまに、心からの感謝を込めて。



