はじめまして、木村悠介です。
ついに初めてのクラウドファンディングがスタートしました! 不安もありますがワクワクする気持ちがそれを上回っています。ぜひ、まずはこのプロジェクトをお気に入り登録していただけると嬉しいです! こちらの進捗報告などの更新のお知らせが届くようになります。またお気に入り数が増えるとプロジェクトの注目度が上がり、たくさんの方の目にとまりやすくなります。応援したいと思っていただけたら、ぜひよろしくお願いします。
私は高校時代ごろから演劇が好きないわゆる演劇少年でしたが、どうしてもシェイクスピアが好きになれず、特に初めて舞台で観たシェイクスピア劇だった『ハムレット』は、なんだか付いて行けないな、と思ってました。いま思うと、物心が付く前に父が亡くなり、父の記憶がなく、母子家庭で家に大人の男性がいない環境に育ったことが実は影響していたのかな、と思います。子どもの頃、友達の家に遊びに行ってその友達のお父さんが家にいたりすると、変な感じがして、「なんだこのおじさん、なんで人の家にいるんだろう。」なんて思ったりしたこともありました。私にとって父への思いに悩むハムレットは、理解できないものだったんだと思います。
そして今、このフェミニズム視点で批判的に〈ハムレット〉を描き直す『ハムレットの女たち』という大それた計画をスタートさせ、それがインドに届いてソチが参加したいと言ってくれたことに、誰よりも自分自身が驚いています。なにかとんでもなく新しいことが、今、起きている、というエキサイティングな気持ちで、日々取り組んでいます。
ソチとのリサーチは既に始まっていて、お互いの今回の作品コンセプトについての考えや、インドと日本それぞれの歴史や現在について闊達な議論をしています。ソチは私とほぼ同い年で、すごく聡明で、ユーモアもあり、人懐っこい人です。ぜひまたこちらでソチからのビデオメッセージなども紹介できたらと思っています。
さて、クラウドファンディングは最初の1週間が非常に重要で、その間での成果が、その後の注目度を大きく左右するとのことです。
ぜひ皆様のご支援、そして情報拡散などのご助力を、心よりお願い申し上げます。