今回のリサーチでどんな成果が生まれるのか気になっている方も多いと思います。そこで、ソチとのリサーチを行いながら書き上げた『ハムレットの女たち』の冒頭部分を公開します!最初の数ページですが、すでに本作が取り込んでいる様々な文脈が垣間見えると思います!そして現在、この台本の言葉を、俳優の身体と空間でどのように立ち上げていくか、実践的な議論がソチとの間で交わされています。何卒、少額で構いません! ご支援のほど、よろしくお願いいたします!木村悠介『ハムレットの女たち』
本プロジェクトと連動する木村悠介 新作公演『ハムレットの女たち』に出演予定だった和田華子から出演辞退の申し出があり、9/8時点でそれを受理いたしました。再キャスティングの有無の詳細等は後日、&Co. Webにて公表いたしますが、公演は予定通り実施いたします。詳報につきましては、今しばらくお待ちください。&Co. Web:https://and-co.org/
『ハムレットの女たち』の台本も書き上がり、稽古もスタートし、ソチとのダイアローグも実際に上演されるテキストを土台にした、より具体的なものになってきました!着々とプロジェクトが進行する中、初めてのクラウドファンディングについてはどうご支援の輪を広げていくことができるか、日々、模索をしています。少しずつでもご支援を賜ることができれば非常にありがたいです。今回はいただいた応援メッセージを掲載いたします。メッセージを寄せていただいた皆様、本当にありがとうございます!応援メッセージ(順不同)以前、scoolで観た、木村さん演出のベケット「私じゃない」は、とっても面白かったです。今回は、シェークスピア!どんな切り口から向かうのだろうか。楽しみです。山田せつ子(ダンサー / コレオグラファー)ぼくはハムレットを読んだ。10年以上は読んでいなかった。久々に読んだ戯曲はやはり亡霊だった。いや、白くバラバラになった無機質な骨だ。さまざまな色の皮と肉が貼り付けられては剥がされてもなお残る、組み換え可能な骨の器。今日もまたどこかで、違う色の肌をまとい、そして脱いでいる。今作「ハムレットの女たち」は、ぼくたちと同じアジアの褐色の肌と肉を貼り付け、フェミニズムと対峙するらしい。ハムレットはそれを見て、王妃ガードルードに対してのそれのように、淫売だ売女だと揶揄できるだろうか。その骨の股から、自身を含めた近代・現代演劇が産まれたに違いないのに。矛盾と自己嫌悪で、彼はいよいよ役を降りてしまうかもしれない。アーティストが新たに立ち上がせる亡霊を、ぼくは目撃し、声を聞き、夜明けを迎えられるのだろうか。できなければ、鼻歌混じりに穴を堀り、土中から出てきた骨の価値もわからぬ墓守にすぎない。そうなるか、ならないのか、覚悟して客席で待ちたいと思う。イトウユウヤ(Drillbros / arsaffix Inc.)【日印対話】国際共同リサーチ『〈ハムレットの女たち〉のためのダイアローグ』インドの俳優・演出家ソチをリサーチ・パートナーに、オンラインでの対話を経てソチが来日し、本年10月の『ハムレットの女たち』上演を共に迎え、さらにリサーチの成果をドキュメントにまとめ、公開します。https://camp-fire.jp/projects/779660/view目標金額120万円/2024年9月30日(月)23:59まで/CAMPFIREアカウントを作成し、ご希望のリターンを選択。リターン別の支援額にさらに上乗せも可能! クレジットカード、PaypalやPayPayなどでお支払い方法多数。皆様のご支援や情報拡散などのご助力を心よりお願い申し上げます。
本リサーチ・プロジェクトと連動する木村悠介 新作公演『ハムレットの女たち』の公演情報の詳細が発表されました。ソチとのリサーチの成果を実践的に展開します! ぜひご来場ください。出演者情報や公演に向けてのメッセージなど、最新情報は&Co. WEBやSNSで発信しています。ぜひチェックしてみてください!WEB / X / Facebook / Instagram / Threads木村悠介 新作公演『ハムレットの女たち』To be or not to be—that is NOT the question AT ALLそうなのか、そうじゃないのか、そんなことはどうでもいいフェミニズム視点から『ハムレット』を批判し、木村自身の新訳や様々なテキストの引用、改作により、男たちの物語、演劇史、社会を告発する新作を上演します。ベケットや金時鐘、司辻󠄀有香など先鋭的かつ周縁的な作家の言葉をミニマリスティックにストイックに、かつ大胆な切り口で演出してきた木村がシェイクスピアに初めて挑みます。男たちに翻弄・侮辱され、しかし、自らを貫き、時に策略を巡らす『ハムレットの女たち』は、現代を生きる全ての「女たち」に共鳴し、男たちの世界に反旗を翻し、奪い取る。2024年10月4日(金) 19:00 *5日(土) 13:00 ☆1 / 18:00 ☆26日(日) 14:00 ☆3* = 終演後、オープニング・レセプション[場内にてご歓談いただけます。簡単なドリンクやスナックをご用意します。 持ち込みも歓迎いたします。ぜひご参加ください。]☆ = 終演後、木村悠介とのゲストトーク[ゲスト]☆1 = ソチ・ラマパティ・ドゥイヴィッド☆2 = 山田せつ子(ダンサー / コレオグラファー)☆3 = 今井えにか、柚木佑美、和田華子※受付開始・開場は開演の30分前【会場】SCOOL(東京・三鷹)東京都三鷹市下連雀 3-33-6 三京ユニオンビル 5F[三鷹駅南口・中央通り直進3分、右手にある茶色いビル5階]【チケット】前売 一般 2,800円 学生&U30 2,300円※当日500円増※学生&U30は受付にて要証明書提示※未就学児を含む中学生以下と要支援・介護者の付添人は無料・要事前連絡【予約フォーム】https://reserve.tolpa.jp/reserve/1834987【UD TALK】https://udtalk.jp/We provide the simple automatic English translation in every show by iOS/Android app UDTalk. Please install it on your device beforehand and note that the translation is not perfect and has delay.iOS/Androidアプリ「UDトーク」を利用した簡易自動日本語/英訳字幕を全公演で提供いたします。お手持ちのデバイスに事前にインストールをお願いします。また、字幕が完全ではないこと、時差が生じることを予めご了承ください。【公演詳細】&Co. Web: https://and-co.org/原作:W. シェイクスピア『ハムレット』作・演出:木村悠介出演:オフィーリア / 今井えにか ガートルード / 柚木佑美 ハムレット / 和田華子リサーチ・パートナー:ソチ・ラマパティ・ドゥイヴィッド制作:金井美希協力:レトル助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[スタートアップ助成]主催:&Co.クラウドファンディング実施中!【日印対話】国際共同リサーチ『〈ハムレットの女たち〉のためのダイアローグ』そしてクラウドファンディングもぜひよろしくお願いいたします。少しずつご支援の輪を広げていくことで、多くの方のご注目をいただけるようになります! 少額で構いませんので、ぜひ、ご支援いただきますようお願いいたします!そしてこのプロジェクトの情報を拡散いただけると非常にありがたいです。ぜひ、応援のほど、よろしくお願いいたします!目標金額:1,200,000円支援募集期間:2024年9月30日(月)23:59までインドの俳優・演出家ソチをリサーチ・パートナーに、オンラインでの対話を経てソチが来日し、本年10月の『ハムレットの女たち』上演を共に迎え、さらにリサーチの成果をドキュメントにまとめ、公開します。
はじめまして、木村悠介です。ついに初めてのクラウドファンディングがスタートしました! 不安もありますがワクワクする気持ちがそれを上回っています。ぜひ、まずはこのプロジェクトをお気に入り登録していただけると嬉しいです! こちらの進捗報告などの更新のお知らせが届くようになります。またお気に入り数が増えるとプロジェクトの注目度が上がり、たくさんの方の目にとまりやすくなります。応援したいと思っていただけたら、ぜひよろしくお願いします。私は高校時代ごろから演劇が好きないわゆる演劇少年でしたが、どうしてもシェイクスピアが好きになれず、特に初めて舞台で観たシェイクスピア劇だった『ハムレット』は、なんだか付いて行けないな、と思ってました。いま思うと、物心が付く前に父が亡くなり、父の記憶がなく、母子家庭で家に大人の男性がいない環境に育ったことが実は影響していたのかな、と思います。子どもの頃、友達の家に遊びに行ってその友達のお父さんが家にいたりすると、変な感じがして、「なんだこのおじさん、なんで人の家にいるんだろう。」なんて思ったりしたこともありました。私にとって父への思いに悩むハムレットは、理解できないものだったんだと思います。そして今、このフェミニズム視点で批判的に〈ハムレット〉を描き直す『ハムレットの女たち』という大それた計画をスタートさせ、それがインドに届いてソチが参加したいと言ってくれたことに、誰よりも自分自身が驚いています。なにかとんでもなく新しいことが、今、起きている、というエキサイティングな気持ちで、日々取り組んでいます。ソチとのリサーチは既に始まっていて、お互いの今回の作品コンセプトについての考えや、インドと日本それぞれの歴史や現在について闊達な議論をしています。ソチは私とほぼ同い年で、すごく聡明で、ユーモアもあり、人懐っこい人です。ぜひまたこちらでソチからのビデオメッセージなども紹介できたらと思っています。さて、クラウドファンディングは最初の1週間が非常に重要で、その間での成果が、その後の注目度を大きく左右するとのことです。ぜひ皆様のご支援、そして情報拡散などのご助力を、心よりお願い申し上げます。