『ハムレットの女たち』の台本も書き上がり、稽古もスタートし、ソチとのダイアローグも実際に上演されるテキストを土台にした、より具体的なものになってきました!
着々とプロジェクトが進行する中、初めてのクラウドファンディングについてはどうご支援の輪を広げていくことができるか、日々、模索をしています。少しずつでもご支援を賜ることができれば非常にありがたいです。
今回はいただいた応援メッセージを掲載いたします。メッセージを寄せていただいた皆様、本当にありがとうございます!
応援メッセージ
(順不同)
以前、scoolで観た、木村さん演出のベケット「私じゃない」は、とっても面白かったです。今回は、シェークスピア!どんな切り口から向かうのだろうか。楽しみです。
山田せつ子(ダンサー / コレオグラファー)
ぼくはハムレットを読んだ。10年以上は読んでいなかった。
久々に読んだ戯曲はやはり亡霊だった。いや、白くバラバラになった無機質な骨だ。さまざまな色の皮と肉が貼り付けられては剥がされてもなお残る、組み換え可能な骨の器。今日もまたどこかで、違う色の肌をまとい、そして脱いでいる。
今作「ハムレットの女たち」は、ぼくたちと同じアジアの褐色の肌と肉を貼り付け、フェミニズムと対峙するらしい。
ハムレットはそれを見て、王妃ガードルードに対してのそれのように、淫売だ売女だと揶揄できるだろうか。その骨の股から、自身を含めた近代・現代演劇が産まれたに違いないのに。矛盾と自己嫌悪で、彼はいよいよ役を降りてしまうかもしれない。
アーティストが新たに立ち上がせる亡霊を、ぼくは目撃し、声を聞き、夜明けを迎えられるのだろうか。できなければ、鼻歌混じりに穴を堀り、土中から出てきた骨の価値もわからぬ墓守にすぎない。そうなるか、ならないのか、覚悟して客席で待ちたいと思う。
イトウユウヤ(Drillbros / arsaffix Inc.)
【日印対話】国際共同リサーチ『〈ハムレットの女たち〉のためのダイアローグ』
インドの俳優・演出家ソチをリサーチ・パートナーに、オンラインでの対話を経てソチが来日し、本年10月の『ハムレットの女たち』上演を共に迎え、さらにリサーチの成果をドキュメントにまとめ、公開します。
https://camp-fire.jp/projects/779660/view
目標金額120万円/2024年9月30日(月)23:59まで/CAMPFIREアカウントを作成し、ご希望のリターンを選択。リターン別の支援額にさらに上乗せも可能! クレジットカード、PaypalやPayPayなどでお支払い方法多数。
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