卵の雫を佐賀のお土産にしようと試行錯誤しています。
どんな食感にするか?
どんな甘さにするか?
どんな材料にするか?
実験すればするほど、お菓子作りの奥深さと難しさを痛感させられる。
たった0.5g材料が違うだけで、膨らみが全然違う。
室温がちょっとでも暑くなると、出来上がりが変わってくる。
素材の質がちょっとでも変わると味にモロに影響が出る。
だからこそ、やる意味があるなってすごく感じています。
私たちが作る卵は、自信を持ってお届けできる平飼い卵です。
私たち卵農家だからこそ作れるお菓子がきっとあると信じてます。
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お土産を作る上で、フレーバーのラインナップもすごく重要になってきます。
佐賀県は農業の産地で、美味しいものがたくさんあります。
これらを生かしたお菓子を作りたいと考えています。
抹茶をずっと試作しているのですが、全然うまく行きません。
複数のお菓子屋さんに何度も尋ねてやっているのですが、全然物にできず。
そんな日々が2ヶ月ぐらい続いています。
もう100回は焼いたと思います。
そんな中、やっと昨日、5セット作ったうちの1つがすごくいい形でできました。
写真、上から3段目だけ成功
これも変えたのは、たった0.5gの抹茶の量とその他の材料。
たった0.5gでうまくいくやつといかないやつの差が。
何度も相談に乗ってくれたお菓子屋さん、一緒に頑張ってくれたスタッフにも感謝。
そして、応援してくだった皆様にも感謝。
味はバッチリ。
卵の雫の口溶け感と、抹茶の美味しさが相まってすごくいい感じのお菓子に。
これを精度よく作れれば、商品化できそう。
みなさんの楽しみにしてください。