むしクラブ研究所の「トノサマガエル」むしクラブ研究所にいるトノサマガエルの「との」。最近は寒くなったため、少し元気がなくなっていましたが、ヒーターを設置したことで、少しずつ食欲が戻ってきています。幼稚園では現在、5匹のカエルを飼育中です。エサは、子どもたちが園庭で見つけてきたものをあげたり、購入したものをあげたりしています。去年種を蒔いたクローバーが少しずつ根を張り園庭を覆ってくれたことで、虫の棲家となり、虫の赤ちゃんが産まれ、それがカエルたちのご飯になっています。来年は、さらに芝生やクローバーのゾーンを広げ、実がなる樹木を植えていく予定です。園庭の自然がさらに豊かになり、さまざまな生き物が集まり、食物連鎖が観察できるような場になることを目指しています。
園庭 の付いた活動報告
今回は、幼稚園で飼育している生き物たちと、園内の「むしくらぶ研究所」をご紹介します。トノサマガエルの「との」最初にご紹介するのは、トノサマガエルの『との』です。最近は寒くなってきたため、水コケの下に隠れることが多くなっています。オオカマキリの「かまこ」「じゃっく」「はさみ」次は、オオカマキリの『かまこ』『じゃっく』『はさみ』。食べる量を調節しながら、子どもたちが毎日エサをあげ大切に育てています。蛾のサナギたち続いては、園庭で見つかった幼虫を育てた結果、「オオタバコガの蛹(さなぎ)」と判明したサナギたちです。今は、成虫になる日を楽しみに待っています。虫の標本コーナーまた、「むしくらぶ研究所」には、虫の標本コーナーも設置されています。ここでは、子どもたちが標本を通じて生き物への理解を深めています。女王アリのコロニーさらに、女王アリのコロニーもあり、子どもたちは毎日観察に訪れています。図鑑を手に取り、より詳しい知識を得ながら、好奇心を広げています。命との向き合い方時には、命の限りを迎えて死んでしまう虫たちもいます。しかし、その命も大切に標本にし、子どもたちは虫を捕まえたときの思い出を振り返りながら観察を続けています。むしくらぶ研究所のこれから園庭の自然が豊かになればなるほど、「むしくらぶ研究所」はさらに充実していくことでしょう。子どもたちの生き物への興味関心が深まるとともに、環境への意識も高まっていくことが期待されます。
緑を増やす取り組み園庭の自然を豊かにするため、職員から譲り受けた植物を花壇に植えたり、クローバーの種を蒔くなど、グラウンドカバーを少しずつ広げています。その結果、今年はてんとう虫やアゲハ蝶、赤とんぼなど、多くの虫が訪れ、子どもたちの好奇心が大きく育ちました。「捕まえる対象」から「育てる対象」へと変化し、命を大切にする心が育まれています。 園庭緑化計画第3弾「春に芽吹く球根を植えよう!」日時:11月9日(土)9:00~場所:札幌だいいち幼稚園 園庭持ち物:軍手、防寒具、小さなシャベル、飲み物参加は在園児・卒園児・未就園児・地域の方どなたでも大歓迎!後半には焚き火でまったりタイムも予定しています。申込締め切り:10月31日(木) 12:00※人数次第で早期締め切りの場合ありたくさんのご参加をお待ちしています!
「年長組の挑戦!保育者も一緒に体験する火おこし」年長組の園児たちを中心に、子どもたちが熱中している「サバイバル遊び」。その中でも特に人気なのが「火おこし」です。「自分の手で火をおこしてみたい!」という気持ちが日に日に強まり、子どもたちは毎日のように挑戦を続けています。しかし、子どもたちの純粋な好奇心に寄り添い、成長を支えようとする保育者たちも、実は「火おこし」の経験が少ないことが発覚。そこで、「まずは保育者自身が体験してみよう!」ということで、今回の活動に挑戦しました。火おこしに挑戦する保育者たち保育者たちも初めての試みに緊張しながらも、子どもたちの目線に立ってチャレンジ。火をおこすのがどれだけ難しいか、少しずつ学びながら進めました。うまく火がついた瞬間には、思わず大喜び!活動を通じて、「火」を使うことの難しさや楽しさを体感すると同時に、火の危険性を改めて意識することができました。安全と学びのバランスを大切に今回の取り組みで感じたのは、火をおこす楽しさだけではなく、その裏にある「火の怖さ」への理解も欠かせないということです。火が持つ危険性をどう伝え、事故や怪我を防ぐための知識をどう共有するかが、今後の課題となりました。子どもたちの成長を支えるために「火おこし」の活動は、ただの遊びではなく、子どもたちにとって責任感や達成感を育む大切な学びの場です。保育者も一緒に体験しながら、今後はさらに安全管理を学び、より良いサバイバル遊びの環境を整えていく予定です。
子どもたちが自分でできる!新しい片付け棚の導入札幌だいいち幼稚園では、子どもたちが自主的に片付けを楽しめるように、新しい棚を設置しました。これは「みどりの園庭プロジェクト」の一環であり、子どもたちが使いやすい環境づくりを目指した取り組みの一つです。 子ども目線の工夫がいっぱいの棚高さ:小さな子どもたちでも無理なく手が届くよう、棚の高さを工夫しました。オープン構造:扉がないオープンタイプの棚なので、片付ける動作がスムーズです。視覚的な整理:おもちゃや道具が一目でわかるように配置し、写真やラベルを使って整理のしやすさを促していきたいと考えています。 楽しみながら片付ける力を育む子どもたちにとって片付けは「ただの作業」ではなく、自立を育む大切な学びの場です。遊びの終わりに自分でおもちゃを元の場所に戻すことで、責任感や物を大切にする気持ちが育ちます。今回の新しい棚はその一助となることを期待しています。