
髙阪悌雄教授は、"障害者や少数民族、LGBT等、否応なく社会の周縁部に追いやられ、マイノリティとされた人々が多くの苦難にめげずどのようにして人間らしい生活を獲得するため声を上げてきたのか、さらにそうした声を具体的な政策策定者側にいる政治家や官僚はどう受け止めてきたのか"をご研究されています。
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『CFS当事者団体グループとしての多くの声がなければ政治は変わらないと思います。障害基礎年金や重度訪問介護といった大切な制度は当事者グループの多くの声に政治家や行政官が圧倒されてできたものです。1人1人の生活の体験に根差した声を発することは凄く大切だと考えます。』

10月12日には青森県立保健大学の学校祭で、ME/CFSや化学物質過敏症、新型コロナウイルス感染症との関連についての展示とあわせて、「認められない病」をテーマに座談会を開き、髙阪教授にもご参加いただきました。
参加者12人の中には、青森県内外の学校の先生4人がおられて、保健室で体調を崩す生徒は保健室の寝具を洗う洗濯洗剤に原因があるかもしれない、学校内で化学物質過敏症の対策を進めたいがなかなかうまくいかないというお話もありました。
青森県教育委員会には、化学物質過敏症に関する啓発や調査を含めた要望書を昨年提出していますので、それについての進捗の確認もしていかなければならないと改めて感じました。
髙阪教授のご著書
ME/CFSは、かつて障害年金の対象外と間違った認識をされていました。患者運動によって、2012年にME/CFSが障害年金の対象であることや認定事例を日本年金機構が示したことで改善され現在にいたります。
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