気づいたら国技館や巡業に通う、いわゆる"スー女"になっていた
あれ?なんで相撲好きになったんだっけ?
家族の影響か? ウルフ?
若貴?
いや、パン屋で働き始めたからだー
パン屋は
仕事が早い時間に終わるから
相撲中継のあたりがパン職人にとってゴールデンタイム
あちこちの店舗で働いたけど
どの店でも
おじさんパン職人の相撲好き率は高く
場所が始まると
朝から昨日の取り組みの話題で
やいのやいの
パン屋で働き始めて3、4年目くらいの若パンは技術的なことを見直したい時期で
パンのこと教えてもらいたくて
気難しいおじさんパン職人の懐にはいるべく
相撲を見始めた
相撲の話題から親しくなろうとした
なんてあざとくあさはかな若パン
結果 その頃覚えたパンの技術はなんだったか忘れちゃったけど
相撲の楽しさを知った
特に好きなのは巡業
長野、松本、佐久、東御
コロナ前までは時間を見つけては行っていた
間近で見れて、サインをもらったり、写真を一緒に撮ったり
"郷土力士"長野県出身の力士が土俵にあがると会場全体で応援するあの感じが好きだ
力士に赤ちゃんを抱っこしてもらって
健やかな成長を願う感じも好きだ
スポーツとエンタメと神聖な儀式が一体化してるとこが好きだ
その全てに力士の稽古という基礎があって
歴史があって
そういう世界観が好きなのだ
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クラファンのリターンを考えている時
ふと浮かんだ"若パン初場所"の光景
思い浮かんだままを書いたのがあのイラスト 手が動くのが早かった
胸が熱くなる
そんなひとときを共に過ごせたら
真田の郷土パン屋の最高なスタートになるんじゃないかしら。