みなさまこんばんは
今日も珍玉小話のお時間となりました
さてさて今回は、珍玉3兄弟の最後のご紹介となります
最後は白の珍玉でございます
白の珍玉は甘口で、3つある珍玉の中でも少し異色な存在でございます
「甘辛旨」を追い求めている珍玉にとって、その中の「辛」が無いのに珍玉です
では、味的に全く違う味になっているのか?というと実はそんな事は無く、風味や香りは、ほぼ他の珍玉と遜色ございません
珍玉なのに辛味が無い?不思議な味でございます
例えるなら、木の無い森であったり、水の無い海の様な珍妙な存在となります
ある意味、珍玉の中で一番「珍」なのかもしれません
以前にもお伝えした通り、珍玉の味を感じる順番には少しタイムラグがございます
まずは甘、次に辛、最後に旨、となるのですが
私の様に、毎日毎日、珍玉を食していますと、頭の中である程度の先読みが行われます
好きな食べ物を想像してみてください
頭の中で、その味や後から来る風味を想像して再現する事が出来るかと思います
珍玉を口に入れた際にも、やはり味覚の先読みが行われて「甘」が来た次の「辛」を期待して待ち受けるのですが、白の甘口の珍玉は「辛」をかすめて「旨」が来ます
辛味成分はゼロですので全く辛味を感じません
では、白の珍玉は「甘辛旨」ではなく「甘旨」なのか?というと、これもそう単純なお話ではございません
辛味成分はゼロですが辛味の中の風味はしっかり残してあります
つまり、辛くない辛さを感じる様になっております
木が無いのに森だったり、水が無いのに海を感じたりする様な感覚な訳です
もはや何を言っているのか訳が分かりませんね
開発の経緯は、どうしても辛さを追加したくないお料理に珍玉を使いたい場合や
お子様のお食事に追加したりといった事を想定して開発いたしました
元々は、カルボナーラに入れられる珍玉を作ろうと思って試行錯誤を始めたのですが、カルボナーラに黒の辛口を入れると、でたん美味しい事に気が付き、本末転倒となってしまったのですが
甘口は甘口にしか出来ない組み合わせも沢山ありますので、少し変わった珍玉の使い方をしてみたりする時などには良いかもしれません
という事で、3回に渡ってご紹介させて頂きました珍玉でございますが
みなさまにおかれましては、お手元にお届けする準備は整っておりますでしょうか?
まだの方は、是非、ご支援ボタンを押して頂き、お手元にお届け出来ますようにお取り計らい頂けると大変光栄に存じます
次回は「珍玉と気になるにおい」に関して、お話ができればと思います
それではまた、お会いしましょう