さざ波紋様の錫ピアスを沖縄県嘉手納町から世界に。

さざ波紋様を手打ちで刻んだ錫ピアスを沖縄県嘉手納町から発信して県内外で販売したい。

現在の支援総額

24,800

4%

目標金額は500,000円

支援者数

7

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/08/20に募集を開始し、 7人の支援により 24,800円の資金を集め、 2024/09/30に募集を終了しました

さざ波紋様の錫ピアスを沖縄県嘉手納町から世界に。

現在の支援総額

24,800

4%達成

終了

目標金額500,000

支援者数7

このプロジェクトは、2024/08/20に募集を開始し、 7人の支援により 24,800円の資金を集め、 2024/09/30に募集を終了しました

さざ波紋様を手打ちで刻んだ錫ピアスを沖縄県嘉手納町から発信して県内外で販売したい。

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沖縄と錫
2024/08/22 17:00

昨日は、嘉手納の役場と商工会と道の駅にクラウドファンディングのお知らせパンフを持っていきました。丁寧に対応してくださった職員の方ありがとうございました。さて、今日は私が錫細工を制作するようになったきっかけと、沖縄と錫の関係を少しばかりお話しできればと思います。今から7.8年前、僕は沖縄の有名な陶芸工房で働いていました。ある日、工房に無造作に置かれた新聞の記事で錫細工が紹介されていました。戦後途絶えた錫細工を復興させようと頑張っている青年の記事でした。この記事にかかれている内容に衝撃を受け、すぐさま錫を購入し、試行錯誤の末に産まれたのが錫ピアスです。沖縄と錫の関係を、当時の新聞記事の内容を思い出しながら、ご紹介します。琉球王国時代、錫細工は王府が管理する職として首里に工房を連ねていたようです。女性のかんざしや、神事で利用する器として重宝されていました。時代が代わり、私たちの島が沖縄と呼ばれるようになった後。第二次世界大戦の業火により首里の錫工房は壊滅しました。戦後、復興の後押しを受けたやちむん(焼き物)とは違い、復興の後押しを得ることが出来なかった錫細工は、戦後の混乱の中で消えていきました。この島にリズムカルに響いていた錫を打つ音は、歴史の騒音に掻き消され、人々の記憶から忘れ去られていったようです。私は、錫について書かれた新聞記事の内容を知り、大切な沖縄のことを想い錫に触れはじめました。錫の魅力はもちろんですが、錫にまつわる沖縄の歴史に心を動かされたのだと思います。大好きな沖縄の海を錫に刻むこと。沖縄戦の時に米軍が上陸した場所から、世界に発信すること。これらの事にはきっと意味があると信じています。沖縄の人の笑顔と優しさ、ゆったりとした雰囲気の中にある芯の強さを、錫ピアスから感じ取っていただけると幸いです。


はじめまして。さざ波錫ピアスではじめてのクラウドファンディングに挑戦する石川悟志と申します。良いものを支援者の皆様にお届けすること、支援したことを誇りに思えるプロジェクトになることを期待して活動に励みます。米軍基地の密集する沖縄県。その中でも嘉手納飛行場を有する嘉手納基地のそばから、錫ピアスプロジェクトがテイクオフします。目指すは世界。かつて、海洋国家として栄えていた琉球王国。この国は、諸国と渡り合うために「美」を武器としました。琉球の美を世界に発信していた先人たちの気高さを、現代において体現する工芸品の数々。そのひとつに、錫ピアスを加えるため、皆さまのお力添えが必要です。沖縄の歴史は常に海と共にありました。良いものも、悪いものも海が運んできました。私は、この海の良いものを現した作品を作っています。そして、この島から海の向こうへ良いものを届けたいと願っています。さざ波のように、美しさ、気高さ、爽やかさが、人々に良い影響を与えていく様を、皆さまと一緒に目撃したいです。はじめてのクラウドファンディングです。どうぞ応援よろしくお願いします。


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