シェアオフィス来音は東広島市長定例記者会見で紹介されました。発表のトップ「女性活躍に向けた人材育成やネットワークの構築」という項目です。シェアオフィス来音は、東広島市の東広島市共創型企業プログラム「円陣」のプレーヤーとして、市から多くの支援やアドバイスをいただきました。二年前は「女性活躍」の動きは大きなものではありませんでした。私は女性が可能性を発揮する過程で(自分にも社会にもある)ジェンダーバイアスに苦しんできた世代です。次代の女性たちにはそんな思いをしてほしくないという思いだけしかありませんでした。二年前から高垣市長には「東広島を女性に選ばれるまちにしましょう。女性活躍の場づくりは、来音にお任せください」啖呵を切ってきました。2年かかりました。8月14日シェアオフィス来音はグランドオープンです。《「女性活躍に向けた人材育成やネットワークの構築」の概要から抜粋》 本市においては、東広島イノベーションラボミライノ⁺を中心として、WOMANネットワークや東広島市共創型起業プログラム「円陣」等に取り組むことにより、起業家の育成を支援してきた。こうした 中、2023年度の円陣プレイヤーとして、女性の挑戦を応援するシェアオフィスの開設に取り組み円陣 賞を獲得した田村氏が、この度、起業等の思いを持った女性たちの相談やネットワーク形成の場であ る「シェアオフィス来音(くるね)」をオープンする。 本市においては、令和7年4月に商工労働・女性活躍担当部長を設置し、職業生活における女性の 活躍を加速化する体制を整えてきたところであり、ミライノ⁺に加え、民間主体でビジネス視点をもっ た女性活躍の新たな拠点・活動とも連携しながら、女性活躍に向けた人材育成やネットワークづくり を進める。https://www.city.higashihiroshima.lg.jp/1/9/43694.html
#一般社団法人Dynamic Heritage の付いた活動報告
8月14日木曜日午前10時。おかげさまでいよいよ「シェアオフィス来音」がグランドオープンいたします。オープニングセレモニーは30分間です。いや〜、長かった。FIGARO BWA2023にて初めて「思いを言葉に」して2年かかりました。遠隔起業、おまけに還暦過ぎての異業種への挑戦は、皆さんのお力添えがあったから!間違いないです。お時間がありましたら、ぜひ「シェアオフィス来音」の誕生を見届けてください。お盆です。なぜかって?この遺産を残してくれた父の誕生日だからです。この日を過ぎると、女性の安全安心を守るために、オフィスへの男性の立ち入りはイベント以外難しくなります。館内も全てお見せします。ここは、両親が2001年に竹中に注文して建築した自慢のビルです。レンタルスペースや合宿などもご用意できます。当日も翌日15日も内覧日として男性も歓迎営業していますので、どうぞ遊びにきてください。もしかしたら、14日の夜はBAR霞があるかもしれません。男性もお待ちしています。ママはかすみですが、チーママも募集しています。夜だけ来てもいいかも。14日、15日のご来場をお待ちしています。
フィガロジャポンが働く女性を応援するBusiness with Attitude(BWA)が7月11日、「BWAピッチコンテスト2025」が開催されました。藤本淑子BWA事務局長によるスピーチにて、2年前出場した私のエピソードが紹介されました。https://madamefigaro.jp/society-business/250716-bwa2025pitch.html思いを言葉に、アイデアを形に。カタチにもならない思いを、このコンテストで私は恐る恐る言葉にしました。言った限りは必ず実現する。その覚悟もありました。2年を経て、シェアオフィス来音は8月14日グランドオープンします。当時の私はプレゼンツールも作ることができなかったし、300キロ離れた故郷で遠隔起業。25年間帰っていません。思いは形になる。「産みの母」フィガロBWAでお会いしたみなさんのお支えと、「育ての母」東広島市のみなさんのおかげです。田村かすみ、いただいた恩は次の代に返すよ!藤本淑子事務局長のスピーチ許可をいただきましたので、スピーチの一部を紹介します。(以下転送)本日はフィガロジャポンBWAピッチコンテストにご来場いただき、また試聴いただき誠にありがとうございます。4回目となることしのピッチコンテストの初めに、あるエピソードを紹介させてください。2年前のピッチコンテストの締切直前、ひとつのワードファイルが編集部に届きました。「女性、特に地域の女性は、たとえ教育を受けても、家族のためにキャリアを諦めなければならないことが多い。女性がビジネスを始めたり、自分のために学びたいという意欲を持ってはいけないのだろうか? 私は実家の東広島市の呉服店を、女性が安心して起業できるシェアオフィスにしたい」グラフも写真もない、ただ文字のみの企画書でしたが、その行間から伝わる想いに心打たれ、2023年、その人にファイナリストとしてこの舞台に立っていただきました。田村かすみさんです。家族にも語ったことがなかったという思いを、この舞台で発表してから2年。今年6月14日、東広島市の元呉服店に、女性が起業や学びにチャレンジできるシェアオフィス来音がプレオープンしました。8月のグランドオープンに向け、現在仲間と共に準備中だというかすみさん。まさに、私たちがBWAピッチコンテストで掲げる「思いを言葉に、アイデアを形に。」というテーマを体現してくださったように思います。「思いを言葉に」一見簡単なように聞こえるかもしれませんが、実はとても難しい。言葉に発信した途端、「そんなの無理だよ」と批判されるかもしれない。自分の心地よいと思っていた状況から飛び出さなければならないかもしれない。それでも、自分がやらねば、言葉にして発信し、仲間を作って形にしていく。これまでの「しかたない」を疑い、自分で自分の「正解」を創り出していく、そんな女性の行動がいかに勇気があることか。 自分の生き方を自分で決める、パリジェンヌの生き方やライフスタイルを発信してきたフィガロジャポンだからこそ、そんな女性たちを応援したい。自ら仕事を起こすことは、一見きらびやかに見えるかもしれません。とても泥臭く、孤独で、窒息しそうになることが何度もある。そんな時に同じように悩み、頑張り、前に進もうとする仲間が、BWAにはいてくれます。私たちが、一過性のイベントではない、継続的なコミュニティを築こうとしている理由はそこにあります。そうすれば、「こうあるべき」という働き方や起業のあり方に対し、風穴をあけ、みんなで共に、新しい働き方のカルチャー、そして新しい時代のライフスタイルを世に発信していける、と信じています。このBWAの流れは、日本だけには止まりません。本国フランスでも、BWAアワードが開かれ、本日と同じように、女性起業家たちが社会を良くしたいという思いを発表しました。そこでマダム・フィガロ担当企画副責任者のローラ・プルアールが、BWAをこう表現しました。「BWAはある女性誌による起業家的な冒険」なのだ。と。私たちもある意味、正解のないジャーニーに乗り出しています。だからこそ、ファイナリストの皆さん、そしてこれまでBWAにつらってきてくださったみなさんのコミュニティに、勇気をもらい、助けられています。この場を借りて、お力を貸してくださったみなさんに感謝を申し上げます。(中略)そんな女性たちのビジネスアイデアを通し、観客の私たちもきっと新たな視座を得られることでしょう。ぜひ最後まで楽しんでいってください。そして6人のファイナリストが思いを言葉にした勇気、そしてこれから切り拓こうとしている道を、ぜひ共に応援しましょう。ありがとうございました。
2年前の田村かすみは自分が何者かもわからず、「なんとなく」フィガロジャポンBWAピッチコンテストに応募しました。「思いを言葉に」ビジネスも、女性活躍も、むっちゃ遠い私でした。ファイナリストの皆さんのキラキラにドン引きし、戦闘服のお着物だけを味方につけ、プレゼンテーションをしました。2度とこんな晴れがましい場所には来ないと確信していました。2年後の私は、この時語ったそのままの言葉をカタチにしています。今の言葉こそが明日の私を約束します!皆さんで見守りましょう。女性たちの思いを応援しましょう。【フィガロジャポンBWAピッチコンテスト2025】7月11日(金)18:00~、東京ミッドタウン八重洲5Fのポットラック ヤエスで開催されるフィガロジャポンBWA ピッチコンテスト2025のファイナリスト6人が決定しました。当日の様子はYouTube Liveにて配信予定。また、会場での観覧者も本日まで募集しています。「思いを言葉に」をテーマに、本年で4回目を迎えるBWAピッチコンテストでは、自分の感性や経験を活かし、日常や社会の課題解決に取り組みたいという意志のある女性からビジネスアイデアを募集。創業前〜創業3年目までの女性を対象にしたドリームアワード部門、社内プロジェクトや事業継承を含め、立ち上げ8年目以内の新規事業を対象にしたプロフェッショナルアワード部門の2部門に、国内外から約160件の応募がありました。<BWAピッチコンテスト2025 ファイナリスト> *五十音順ドリームアワード部門:上仮屋遥(MIMOSAPORT)西崎実穂(PawsRelief)水野裕子プロフェッショナルアワード部門:大桃綾子(Dialogue for Everyone)リヴィア清水夏子(Craftmanship Inc.)爪長季美(EUMIS Inc.)ファイナリスト6人の詳細はこちら:https://madamefigaro.jp/society-business/250627-bwapitch2025.htmlファイナリストは7月11日、ポットラック ヤエスで開催される本選で、それぞれのビジネスにかける思いを5分間のピッチの中で表現します。コンテストでは、審査員との質疑応答を踏まえ、社会的なインパクトが期待でき、継続的かつ発展が期待できる事業に贈られる「プロフェッショナルアワード」、思いやビジョンに共感でき、新しい視点を提起する事業に贈られる「ドリームアワード」、会場のオーディエンスおよびSNS投票をもとに決定する「オーディエンスアワード」の3つのアワードの受賞者を決定します。ピッチコンテストの模様は、madameFIGARO.jp、およびフィガロジャポン公式Youtubeアカウントでもライブ配信予定。配信のURLは下記になります。https://youtube.com/live/hU1Xy8gCwZE
来音の体験型イベントがついにベールを脱ぐ来音がある東広島は、県内最大の前方後円墳が建造されて以来、交通の要衝として栄えた町です。安芸国分寺や旧山陽道本陣の置かれた1500年の歴史のおかげで、現代でもその豊かな自然と交通アクセスの良さを受け継ぎ、先端産業と広島大学を擁する学園都市として、人口が増加している町なのです。2年前ここで来音をつくろうと決心した時、故郷をはじめて外から眺める経験をしました。都市になくて、ここにはあるのは、人と人の繋がり。自然の恵み。美味しい食材。美味しいお酒。兵庫県から通いながら、都市ではないけど単なる田舎でもない東広島市の唯一無二の価値を味方につけ、来音にたくさんの人をお迎えしたいと思うようになりました。シェアオフィス来音の日常は、女性の安全安心を守る女性活躍基地です。しかし、それだけでは足りない。ここで自分を見つけ、力をつけ、自分だけの実現可能性を広げるために、市内だけでなく日本全国世界中から、ここに多様な人が集うことが必要だと考えています。来音は日常の延長線にある自己実現の場。それを実現するのが、「行ってKURUNEシリーズ」体験です。私たちのまちの豊かさを伝えたい。そして集まってきていただきたい。今日は第一回として催行した「海に行ってKURUNE」ツアーをご紹介します瀬戸内海は「巨大な池」〜瀬戸の恵みを味わい尽くす〜東広島市内から10人乗りクルーザーで愛媛県まで足を伸ばすツアーです。3つの島に上陸し、船上では日本酒と釣りたてのお魚をいただき、海上からしまなみ海道の橋を眺め、今治造船のドックでは建造中の大型船を見学し、来島海峡で渦潮見学をする。ああ、なんて贅沢な時間でしょう!瀬戸内海は内海なので、波は穏やか。小学生の孫も船酔いはありません。こんな格好なら日焼けも回避できます。このツアーは中坂日出夫さん、石﨑健二さんの全面協力のおかげで催行できました。地元あるあるネットワークとおもてなし精神。来音があるのはそのおかげです。船上では数種類のお魚のいけ造り、入手困難な西条の極上日本酒もふるまわれます。大久野島で戦争の実態を学ぶご存知ですか。この島は昭和4年日本陸軍の毒ガス工場が設置され、化学兵器を製造していました。現在は国民休暇村。うさぎ島として有名ですが、平和を祈る島でもあります。大山祇神社は海上交通安全の祈りを聞いてきた大三島上陸後大山祇神社を参拝したら、またまたアルコールタイム。地ビールも美味いぞ。土曜日なのに観光客はいません。都会で知らない人に足を踏まれながら生活している私は、今一人だけの時間をかみしめます。タコは抵抗する愛媛県今治市に入ります。海には県境はないのです。吸盤で吸い付き、くねるタコをぶつ切りする。炭火で焼く。牡蠣も鮑も焼く。この時間は確かに極楽ですが、殺生した私は閻魔様に叱られるに決まってます。でも、これが4,000円なら喜んで叱られに行きます。来島海峡の渦潮に巻かれる渦潮に最接近。セイレーンに引きずり込まれたりはしません。船が大きいため、ゆったり周回するだけです。渦を少し離れると海面は鏡面のように穏やかです。海上から眺めたものは・・・造船所で、100メートルはゆうに超える長さの巨大船を見物。この近さで海上から視野に入れることができるのも、キャプテンの操縦の確かさのおかげ。全景を現す船はビルさながらの大きさです。小1がチヌ40㌢を釣り上げる釣り糸を垂れて2分後にはチヌがあがります。魚があがるたびに、瀬戸内海は間違いなく豊穣の海だと思います。お邪魔をしているのは私たち。自然と実際に接点を持つことは、街で暮らす私たちに必要で不可欠な気づきになります。仕上げはBAR霞イベントごとに開店するBAR霞の午前1時。霞ママはリゾートホテルの冷えたシャンペンしか興味がないインドア派で通してきました。来音の夜。自然に抱かれ安心する幸せを噛みしめています。この幸せをたくさんの人に伝えたい。来音にきてね。






