とうとう終了日がやってきました。頂いたメッセージをチェックするのは毎晩かなり遅い時間なので、直ぐに返事を書きたい気持ちになっても、さすがにメールを出すわけにはいかず。。。でも一つ一つのメッセージを書いてくださった方の思いは、ハードな仕事の中で文字通り支えとなって心に残っています。今は確実に今の仕事をこなして、リターンの発送にこぎつけることが目標です。プロジェクトの本文の最後に書いた「ワクワク感」は、この達成感の予感だったのでしょうか。大きなご支援の金額と、それ以上の大きなパワーを送って下さった皆さんのお気持ちに、心より御礼申し上げます!あと23時間、少しでも多くの方とご縁ができますように!
今日は大きな額のご支援を頂き、終了日を目の前にして一気に250万円を超えました。お取引先からのご支援で、本当にありがたいことです。木のひげは自然食品の業界で長く仕事をさせて頂いて、数件のお取引先とも全て30年から40年以上のご縁となります。多くのお客様に木のひげの商品が届けられてご支援を頂けているのも、長く仕事を継続されてきたお取引先とのご縁なしには考えられません!日常的な様々な連携の関係があるからこそ、今回のプロジェクトの成功もあるのだと確信しています。この業界には、少なくとも木のひげからの目線としては、ある種の絆があると感じています。40年以上前から、安全な野菜や食品を生産したり、届けることを仕事として選んだ者同士の共通の感覚でしょうか。が、、なぜかご縁がすぐに切れてしまう場合もあります。でも、続く場合は長いのです!今回のクラウドファンディングのチャレンジで、長く買って頂いているお客様が本当に多いことが分かってホッとしました。いろいろな方とのご縁が、これからも長く続きますように。
プロジェクト終了まであと4日となりました。公開したのは9月19日、まだ暑さの厳しい中で、終了するころにはどんな状態になるのか想像もできませんでした。ただ、11月10日ごろはシュトーレンの準備が始まって、バタバタしているのだろうな、ということだけは予想がついていました。そしていま、まさにその真っ只中にいる私たちです!日々波乱万丈、スリル満点の生活で、ストーリーが更に増え続けています。でも、皆様のご支援のおかげでとても元気に乗り越えられています。あと4日、応援をよろしくおねがいいたします!
とうとう後9日を残すだけとなりました。最後に新リターンを設定しました!お届けするのは木のひげの大人気商品「アップルパイ」です!こちらは、山下フルーツ直送のリンゴを、皮をむいてカットしただけで何の加工もせずに、全粒粉とバターの香ばしいパイ生地にしっかり包んで焼き上げたものです。40年間同じ製法で焼いていますが、上部の飾りなどは年々工夫して進化しています!形づくりにも焼き上げにも大変手間と時間がかかります。毎年卸の販売店にも出していますが、今年は人手がないので難しいかと思います。工房の直売でも通販でもお断りしている状態ですから。プロジェクト立ち上げの時にはそういう状態ではなかったので、パンとセットのコースには入っており、こちらは何が何でもお送りします。そんな「アップルパイ」ですが、なぜ今回無理を押してでもリターンに入れたいかというと、それはやはり私がこの商品を、木のひげの41年の歴史の代表として飾るにふさわしいと感じるから・・・でしょうか。迷っていたのでこんな時期なってしまいました。お送りする時期も、これならいけると思った2月からになってしまいます。でも、その頃のりんごは富士で、甘みが熟成して、本当に砂糖が入ってないの?と、いつもびっくりされるほどです。本当に最後になってしまって申し訳ありません。リターンには、「食べられるパイ生地のプレート」付です。名前や好きな言葉など、10文字前後のひらがな、英数文字を入れます。バターの塩味だけの、シンプルな美味しい大きなクッキーみたいな感じです。これも普段は販売もせず、ご注文を受けることもありません。このプロジェクトの達成感のおかげで、お届けしたい気持ちが膨らんでしまいました。どうぞよろしくお願いいたします!
目標達成後も、ご支援は着々と増え続けております。ありがとうございます!10月後半に入り、クリスマス商品のシュトーレン準備の時期になりました。前代未聞の人手不足の中、取引先には多大なご迷惑をおかけしており、何とかシュトーレンの出荷はスムーズに進めたいと、今は準備に集中しています。木のひげのシュトーレンは、他のお店のものとはかなり異なった見かけ、食感、味わいとなっています。ここを読んで下さっている方の中には、既にご存知の方も多いとは思いますが、初めての方もおられるので、昨年のブログ記事を転記します。今回のプロジェクトの目的の、電動石臼の臼にまつわるお話です。そういえば、夫は昨日この石臼の会社にメールで問い合わせをしたようです。おかげさまでいよいよ購入の目途がつきましたので!翻訳機のフランス語が、うまく伝わればいいのですが。。。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 202311がつ16日のブログより木のひげでシュトーレンを初めて焼いたのは1986年でした。世間ではまだあまり知られていない頃でしたが、ドイツ・バイエルンパン学校の先生に学ぶ機会があり、基本のレシピを教わりました。それを元にアレンジを重ね、全粒粉100%の甘さを抑えスパイスを効かせた木のひげ風が完成。何より伝説となっているのは、1999年の年明けのことです。工房内で粒小麦を挽いている電動石臼の臼が摩耗して、取り替えることになりました。お正月休みの時期だったので、ドイツとフランスの国境のアルザス地方コルマールにある石臼製粉機の会社に直接買いに行くことにしたのです。夕食を社長さんのご自宅に招待され、奥様手作りのシュトーレンも出されました。こちらもお土産に持って行ったシュトーレンを出したところ、何と二つがそっくりだったのです!!スパイスの香りが豊かな、石臼挽き全粒粉のどっしりとした生地!手探りで自分の感覚を頼りに完成させたシュトーレンが、期せずしてアルザス地方の伝統的シュトーレンとほぼ同じだったとは、本当に驚き、感動させられました。先方もかなり驚かれ、その後は奥様とお菓子の話で盛り上がった次第です。あの日のコルマールの冬景色と、出会いの感動を思い出しながら焼き続けているシュトーレンを、この冬も皆様にお届けいたします。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今年の画像はまだ無いので、こちらは少し前のものです。小麦は自然栽培、酵母も生葡萄から作っています。毎年少しづつ風合いが異なります。限定製造販売です。(今年は更に少な目) 木のひげの商品を扱っている自然食品店でもご購入いただけます。