プロジェクト終了まであと4日となりました。公開したのは9月19日、まだ暑さの厳しい中で、終了するころにはどんな状態になるのか想像もできませんでした。ただ、11月10日ごろはシュトーレンの準備が始まって、バタバタしているのだろうな、ということだけは予想がついていました。そしていま、まさにその真っ只中にいる私たちです!日々波乱万丈、スリル満点の生活で、ストーリーが更に増え続けています。でも、皆様のご支援のおかげでとても元気に乗り越えられています。あと4日、応援をよろしくおねがいいたします!
とうとう後9日を残すだけとなりました。最後に新リターンを設定しました!お届けするのは木のひげの大人気商品「アップルパイ」です!こちらは、山下フルーツ直送のリンゴを、皮をむいてカットしただけで何の加工もせずに、全粒粉とバターの香ばしいパイ生地にしっかり包んで焼き上げたものです。40年間同じ製法で焼いていますが、上部の飾りなどは年々工夫して進化しています!形づくりにも焼き上げにも大変手間と時間がかかります。毎年卸の販売店にも出していますが、今年は人手がないので難しいかと思います。工房の直売でも通販でもお断りしている状態ですから。プロジェクト立ち上げの時にはそういう状態ではなかったので、パンとセットのコースには入っており、こちらは何が何でもお送りします。そんな「アップルパイ」ですが、なぜ今回無理を押してでもリターンに入れたいかというと、それはやはり私がこの商品を、木のひげの41年の歴史の代表として飾るにふさわしいと感じるから・・・でしょうか。迷っていたのでこんな時期なってしまいました。お送りする時期も、これならいけると思った2月からになってしまいます。でも、その頃のりんごは富士で、甘みが熟成して、本当に砂糖が入ってないの?と、いつもびっくりされるほどです。本当に最後になってしまって申し訳ありません。リターンには、「食べられるパイ生地のプレート」付です。名前や好きな言葉など、10文字前後のひらがな、英数文字を入れます。バターの塩味だけの、シンプルな美味しい大きなクッキーみたいな感じです。これも普段は販売もせず、ご注文を受けることもありません。このプロジェクトの達成感のおかげで、お届けしたい気持ちが膨らんでしまいました。どうぞよろしくお願いいたします!
目標達成後も、ご支援は着々と増え続けております。ありがとうございます!10月後半に入り、クリスマス商品のシュトーレン準備の時期になりました。前代未聞の人手不足の中、取引先には多大なご迷惑をおかけしており、何とかシュトーレンの出荷はスムーズに進めたいと、今は準備に集中しています。木のひげのシュトーレンは、他のお店のものとはかなり異なった見かけ、食感、味わいとなっています。ここを読んで下さっている方の中には、既にご存知の方も多いとは思いますが、初めての方もおられるので、昨年のブログ記事を転記します。今回のプロジェクトの目的の、電動石臼の臼にまつわるお話です。そういえば、夫は昨日この石臼の会社にメールで問い合わせをしたようです。おかげさまでいよいよ購入の目途がつきましたので!翻訳機のフランス語が、うまく伝わればいいのですが。。。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 202311がつ16日のブログより木のひげでシュトーレンを初めて焼いたのは1986年でした。世間ではまだあまり知られていない頃でしたが、ドイツ・バイエルンパン学校の先生に学ぶ機会があり、基本のレシピを教わりました。それを元にアレンジを重ね、全粒粉100%の甘さを抑えスパイスを効かせた木のひげ風が完成。何より伝説となっているのは、1999年の年明けのことです。工房内で粒小麦を挽いている電動石臼の臼が摩耗して、取り替えることになりました。お正月休みの時期だったので、ドイツとフランスの国境のアルザス地方コルマールにある石臼製粉機の会社に直接買いに行くことにしたのです。夕食を社長さんのご自宅に招待され、奥様手作りのシュトーレンも出されました。こちらもお土産に持って行ったシュトーレンを出したところ、何と二つがそっくりだったのです!!スパイスの香りが豊かな、石臼挽き全粒粉のどっしりとした生地!手探りで自分の感覚を頼りに完成させたシュトーレンが、期せずしてアルザス地方の伝統的シュトーレンとほぼ同じだったとは、本当に驚き、感動させられました。先方もかなり驚かれ、その後は奥様とお菓子の話で盛り上がった次第です。あの日のコルマールの冬景色と、出会いの感動を思い出しながら焼き続けているシュトーレンを、この冬も皆様にお届けいたします。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今年の画像はまだ無いので、こちらは少し前のものです。小麦は自然栽培、酵母も生葡萄から作っています。毎年少しづつ風合いが異なります。限定製造販売です。(今年は更に少な目) 木のひげの商品を扱っている自然食品店でもご購入いただけます。
甲野先生が、ご自身のXに再度木のひげのクラウドファンディングのことを投稿して下さいました。(甲野善紀先生Xより転記)昨夜は岩手県の高校生に、明後日「勉強はバカな大人やズルい大人に騙されないためにするのが第一番の理由です」ということを話すつもりであることを書きましたが、2020年から始まったパンデミックをキッカケに、利己的で自分のことしか考えない情けない高齢者が、私が幼い頃にくらべ非常に増えていることに、私は何よりも衝撃を受けました。 しかし、この事により、こうした風潮に危機感を覚え、「何とかしたい」と思う人同士が出会い、そうした輪が拡がった事も確かです。そして、そうした人達の存在は、現在のように行政もマスコミも明らかにおかしな事があっても口をつぐんでいる時代にあって、何よりも励まされます。 そして、そうした人達同士は何らかの形で、薄くではあっても繋がっていたいと思います。そうした思いを、ここ4年ほどの間ずっと感じていました。 そんな折、シッカリとした信念を持ち、独自の酵母を使い、砂糖は不使用で、製粉まで自分の店で行なう!というこだわりようで良質のパンを焼いている「木のひげ」さんが、この先も何とか店を続けられるようにクラウンドファンディングをされていることを知り、今月3日に応援のツイートをしましたところ、少なからぬ数の方々から支援をいただきました。 この分では何とか目標は達成するかと思いますが、応援している者としては目標を上回る支援が集まり、よりよい環境で、この先も店を続けて行っていただきたいと思いますので、是非心ある方々の支援をお願い致します・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・現在の状況は、5,6年前には考えられなかったね、とちょうど夫と昨夜話していたところでした。なぜこんなに経営状況が急に苦しくなったのか・・・身の周りで「閉店」の話を聞くことが多くなったのか。何か、金銭的に苦しいだけでなく、もっと違う感じも受けています。社会全体の中に漂う閉塞感が、やる気を失わせてしまう感じです。でも今回クラウドファンディングをやってみて、沢山のご支援のメッセージに触れ、私たちの意識が大きく広がりました。恐る恐るクラウドファンディングという問いかけを投げてみたら、こんなに沢山のエネルギーを返して頂けた、というのが実感です。「薄くではあっても繋がっていたい」という言葉は、奥深くいい感じに伝わってきますね~
新しいリターン追加予定!今日新しいリターンをアップしようと思っていましたが、仕事が多くて準備が間に合いませんでした。明日か明後日には出そうと思っています。よろしくお願いいたします。風邪は治りましたが、ちょっと疲れ気味?でも、今、頂いた応援メッセージを読み返していると、一つ一つのメッセージの中に込められた温かいエネルギーがじんわりと心に染みてくるのが感じられて、疲れが溶けていくようでした。おかげさまで元気が出てきました。なかなか180万円を超えることのできない日が続きますが、引き続き応援よろしくお願いいたします!ご友人などへのお声がけをして頂けるとありがたいです!昨日の夕食は久しぶりのパングラタンでした。