甲野先生が、ご自身のXに再度木のひげのクラウドファンディングのことを投稿して下さいました。
(甲野善紀先生Xより転記)
昨夜は岩手県の高校生に、明後日「勉強はバカな大人やズルい大人に騙されないためにするのが第一番の理由です」ということを話すつもりであることを書きましたが、2020年から始まったパンデミックをキッカケに、利己的で自分のことしか考えない情けない高齢者が、私が幼い頃にくらべ非常に増えていることに、私は何よりも衝撃を受けました。 しかし、この事により、こうした風潮に危機感を覚え、「何とかしたい」と思う人同士が出会い、そうした輪が拡がった事も確かです。そして、そうした人達の存在は、現在のように行政もマスコミも明らかにおかしな事があっても口をつぐんでいる時代にあって、何よりも励まされます。 そして、そうした人達同士は何らかの形で、薄くではあっても繋がっていたいと思います。そうした思いを、ここ4年ほどの間ずっと感じていました。 そんな折、シッカリとした信念を持ち、独自の酵母を使い、砂糖は不使用で、製粉まで自分の店で行なう!というこだわりようで良質のパンを焼いている「木のひげ」さんが、この先も何とか店を続けられるようにクラウンドファンディングをされていることを知り、今月3日に応援のツイートをしましたところ、少なからぬ数の方々から支援をいただきました。 この分では何とか目標は達成するかと思いますが、応援している者としては目標を上回る支援が集まり、よりよい環境で、この先も店を続けて行っていただきたいと思いますので、是非心ある方々の支援をお願い致します
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現在の状況は、5,6年前には考えられなかったね、とちょうど夫と昨夜話していたところでした。
なぜこんなに経営状況が急に苦しくなったのか・・・身の周りで「閉店」の話を聞くことが多くなったのか。
何か、金銭的に苦しいだけでなく、もっと違う感じも受けています。
社会全体の中に漂う閉塞感が、やる気を失わせてしまう感じです。
でも今回クラウドファンディングをやってみて、沢山のご支援のメッセージに触れ、私たちの意識が大きく広がりました。
恐る恐るクラウドファンディングという問いかけを投げてみたら、こんなに沢山のエネルギーを返して頂けた、というのが実感です。
「薄くではあっても繋がっていたい」という言葉は、奥深くいい感じに伝わってきますね~