目標達成後も、ご支援は着々と増え続けております。
ありがとうございます!
10月後半に入り、クリスマス商品のシュトーレン準備の時期になりました。
前代未聞の人手不足の中、取引先には多大なご迷惑をおかけしており、何とかシュトーレンの出荷はスムーズに進めたいと、今は準備に集中しています。
木のひげのシュトーレンは、他のお店のものとはかなり異なった見かけ、食感、味わいとなっています。
ここを読んで下さっている方の中には、既にご存知の方も多いとは思いますが、初めての方もおられるので、昨年のブログ記事を転記します。
今回のプロジェクトの目的の、電動石臼の臼にまつわるお話です。
そういえば、夫は昨日この石臼の会社にメールで問い合わせをしたようです。
おかげさまでいよいよ購入の目途がつきましたので!
翻訳機のフランス語が、うまく伝わればいいのですが。。。
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202311がつ16日のブログより
木のひげでシュトーレンを初めて焼いたのは1986年でした。
世間ではまだあまり知られていない頃でしたが、ドイツ・バイエルンパン学校の先生に学ぶ機会があり、基本のレシピを教わりました。
それを元にアレンジを重ね、全粒粉100%の甘さを抑えスパイスを効かせた木のひげ風が完成。
何より伝説となっているのは、1999年の年明けのことです。
工房内で粒小麦を挽いている電動石臼の臼が摩耗して、取り替えることになりました。
お正月休みの時期だったので、ドイツとフランスの国境のアルザス地方コルマールにある
石臼製粉機の会社に直接買いに行くことにしたのです。
夕食を社長さんのご自宅に招待され、奥様手作りのシュトーレンも出されました。
こちらもお土産に持って行ったシュトーレンを出したところ、何と二つがそっくりだったのです!!
スパイスの香りが豊かな、石臼挽き全粒粉のどっしりとした生地!
手探りで自分の感覚を頼りに完成させたシュトーレンが、期せずしてアルザス地方の伝統的シュトーレンとほぼ同じだったとは、本当に驚き、感動させられました。
先方もかなり驚かれ、その後は奥様とお菓子の話で盛り上がった次第です。
あの日のコルマールの冬景色と、出会いの感動を思い出しながら
焼き続けているシュトーレンを、この冬も皆様にお届けいたします。
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今年の画像はまだ無いので、こちらは少し前のものです。小麦は自然栽培、酵母も生葡萄から作っています。毎年少しづつ風合いが異なります。
限定製造販売です。(今年は更に少な目) 木のひげの商品を扱っている自然食品店でもご購入いただけます。