「カフェイン」はコーヒーや紅茶に含まれ、眠気覚ましになったり、覚醒作用や疲労感の軽減効果などが知られています。
「テアニン」はお茶に含まれる旨味成分で、脳内の神経系に直接作用し、高いリラックス作用があり、抗ストレスや睡眠改善などの効果が知られています。
通常は眠気覚ましにはカフェインの摂取をして、眠る前にはテアニンを摂取しますが、一見相反するこれら2つの成分を組み合わせて摂取するとどうなるのでしょうか?
「カフェイン」と「テアニン」を組み合わせた相乗効果に関しては様々な論文で研究結果が発表されています。その中でも代表的な例としては
・集中力の向上(簡単なテストをした際のケアレスミスの軽減)
・認知機能の向上(テストの正答率が向上)
・疲労感の軽減(主観的評価における疲労感の軽減)
・運動パフォーマンスの向上(上述の集中力の向上と疲労感の軽減に加えて、脂肪燃焼効果とストレス軽減効果により持久力の向上)
・睡眠の質の改善(入眠後の中途覚醒時間の短縮)
仕事、運転、運動、勉強、遊ぶ、、、メリハリをしっかり付けたいという方にとってはこの相乗効果は色々な場面でパフォーマンスの向上に役立つと思います。