自己紹介
私は(同)東根フルーツワイン代表の阿部利徳と申します。当社は2016年に山形県東根市の東部に設立しました。山形県内のワイナリーでも一番小さいワイナリーです。ここ東根市の果樹地帯は奥羽山系の乱川扇状地に位置し、土壌や気候の点で果樹栽培に適しています。昼夜の平均の温度格差が12℃あり、比較的が降雨量が少なく、日照時間も長いことが高品質の果実生産を可能にしています。東根市における西洋梨、ラ・フランスの栽培面積は138 haで年間3,290トンを生産し、天童市に次ぎ、全国で第2位を占めています。
当社は、主に山形県東根市内で生産される特産の果実から、美味しいだけでなく、健康に良いワインを造ることをコンセプトとして、これまで歩んできました。ブドウからのワインだけでなく、東根市内で生産される果実から、特産のワインを丹精込めて造っております。
このプロジェクトで実現したいこと
ブドウを醸造して出来るのはワインであり、ブドウ以外の果実を醸造して造るのはフルーツワインでありますが、フルーツワインはワインに劣るようなイメージがあります。ところが、ブドウ以外の西洋梨のラ・フランスから造るフルーツワインは、最適な条件で醸造できれば、ブドウのワインに劣らないラ・フランスの果実味の豊かな美味しいワインにすることが出来ます。このような最高級のラ・フランスワインを造りリターンとして提供しますので是非味わってみて欲しいです。
プロジェクト立ち上げの背景
ブドウ以外の果実からワインを造るうえで、搾汁作業は最も重要な工程であります。ブドウでは容易な搾汁作業もブドウ以外の果実、特にラ・フランスでは困難を極めます。これが第1の難関でありますが、工夫を重ねた結果、ラ・フランス果実からの搾汁作業を成功裏に行うことが出来ることが分かりました。第2の難関は酵母の選択であります。これまでの試行錯誤のトライからラ・フランス果実とうまくマッチする酵母菌株が絞られてきました。そこでこれら2つの難関を克服できましたので、ラ・フランスの果実味豊かな美味しいワインを造り、リターンとして提供したいと思うようになりました。
現在の準備状況
今回、「お酒祭り2024」のリターンとして提提供できるラ・フランスワインは2023年12月に仕込み、醸造したものです。ラ・フランスの醸造では果実の破砕と搾汁が問題になりますが、私たちは、手法を改良しこの作業を克服しました。次に使用する酵母ですが、醸造試験を重ね、LAFFORT社の1種の酵母に合うのが見つかりました。現在、タンクを20~22℃に保ち熟成中です。瓶詰の際に、甘さを調整し、方やスティルワインに、もう一方は炭酸ガスを充填しスパークリングワイン(微発泡)にします。
次の写真は①ラフランス果実:形は不揃いですが、完熟で糖度が平均14度ありまし
②困難な搾汁作業を工夫で乗り切りました。
③酵母添加3日後、盛んに発酵している様子
リターンについて
・リターンでワインをお贈りするに当たり、20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方はこのリターンを選択できません。まお、当社では以下のように税務署から酒類販売管理の認定を受けています。
・各ワインについて、「原材料及び添加物等」の食品表示はお届け商品の裏ラベルに表記されています。開封前には必ずお届のリターンに添付されたラベルをご確認ください。
・ギフトラッピングをご希望の方に:無償でサービスさせていただきます。ギフトラッピングにて発送をご希望の方は、是非、お気軽にご連絡ください。
① ラ・フランスワイン 750ml 1本 5,500円
② ラ・フランススパークリングワイン 750ml 1本 5,500円
③ ラ・フランスワイン 500ml 1本 & ラ・フランススパークリングワイン 500ml 1本の合計
2本 8,000円
④ ラ・フランスワイン 750ml 1本 & ラ・フランススパークリングワイン 750ml 1本の合計
2本 10,500円
スケジュール
2023年12月 山形県東根市産ラ・フランスの仕込み・搾汁
2024年1月 第1回および第2回滓引き
2024年2月 フィルター濾過
2024男2月~8月 熟成・保存
2024年9月上旬 クラウドファンディング「お酒特集」募集開始
2024年9月30日 クラウドファンディング募集終了
2024年10上旬 リターン開始
最後に
ブドウ以外の、西洋梨、ラ・フランス果実から醸造したワインが、ブドウの白ワインと比較したときに、劣っていることはなく、むしろラ・フランスの香りや風味の点で優れていることを実感していただけると思います。そしてラ・フランスワインのようなフルーツワインの見方を変えるきっかけになればと思います。このラ・フランスワインの美味しさを堪能していただけたら何よりの幸いに存じます。
最新の活動報告
もっと見るラ・フランスワインのアミノ酸の特徴を調べました
2024/09/25 19:24ラ・フランスワインのアミノ酸を山形大学の五十嵐喜治客員教授との共同研究により明らかになりました。ラ・フランスワインのアミノ酸総量は多くはありませんでしたが、旨みのグルタミン酸が比較的多い傾向にありました。また驚くべきことに、最も多いアミノ酸は、ニコチアナミンという機能性アミノ酸で、血管に作用し血圧を下げる働きがあることが知られているアミノ酸でした。以上がラ・フランスワインプロジェクトの募集期限が迫っている中で、で明らかになったことです。 もっと見る
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