こんにちは『発酵文化芸術祭 金沢』のプロデューサー、小倉ヒラクです。
今週末開催に向けて準備も佳境。芸術祭運営の様子を僕のほうからも皆様にお伝えしようと思います。
昨日今日と僕は能登におりました。
21世紀美術館のプロジェクト工房で展示する輪島塗の御膳の引き取りに、能登町の宿ふらっと(いしり始め発酵食で有名)にやってきました。
今回能登にきた理由はもう一つ。同じく会場に展示する『ブリみそ』という郷土料理を仕込みにきたのです。ブリみそは、魚の内臓と麹を合わせて、味噌のように発酵させる奥能登地方でしか見たことのないとってもユニークな発酵食品。
震災のダメージが残るなか再開している鵜川の港へ行き、水揚げすらしていない超新鮮な魚を分けてもらい、宿のキッチンで捌いて仕込みをしました。
2年前に珠洲のお母さんに教えてもらったレシピを引っ張り出して、久々のブリ味噌仕込み。
うまくできるかな?
ご興味ある方は、21世紀美術館チェックイン会場の展示『加賀・能登の発酵文化人類学』に自家製ブリみそを見に来てください。
発酵文化芸術祭 金沢
―みえないものを感じる旅へ
2024年 9/21(土)〜12/8(日)
金沢21世紀美術館&東山・大手町、野町・弥生、石引エリア
大野湊(金沢港)、白山鶴来エリア
一般 2,000円 / 大学生1,500円 / 小中高生 800円( ガイドブック付き) / 未就学児無料 ※チケットは9月上旬発売開始予定。詳細はウェブサイトにて告知