ご支援、ご協力をいただいた皆様のおかげで、目標金額100万円を達成することができました。本当にありがとうございます!こんなにたくさんの方からご支援いただけることに感動し、温かいお気持ちに触れる機会をもて、感謝の気持ちでいっぱいです。
クラウドファンディング終了までには、まだお時間がありますので、ネクストゴール150万円を目指して、さらなる挑戦をしたいと思います!
コラボイベントでご一緒したBespoke Coffee Roasters 畠山大輝さんブレンド&焙煎の珈琲豆をより良い状態でお客様にご提供できるように、ネクストゴールの資金をもとに珈琲豆を挽くグラインダーを購入したいと思います。(30万円)食後の珈琲までこだわりたいと思います。
畠山大輝さん (宮代町ROCCO No.1 Bespoke Coffee Roasters)
◯WBrC 世界2位
◯ジャパンハンドドリップチャンピオン
◯ジャパンブリュワーズカップチャンピオン
◯ジャパンコーヒーロースティングチャンピオンシップ2位
◯ジャパンカップテイスターズチャンピオンシップ2位
◯著書「至高のコーヒーの淹れ方」
「suolo e radice」を訪れる方々がいつもとちょっと違う時間を過ごしていただけるような空間を作りたいと思います。
皆様のお力添えをいただき、最後まで走り抜きたいと思います。引き続き、よろしくお願いいたします。
========以下、本文です=======
【 目次 】
① はじめに・ご挨拶
② いままでの「駅チカ」レストラン
③ これからの「農チカ」レストラン
④ 資金の使い道・リターン・スケジュール
⑤ 最後に・シェフの想い
こんにちは。立花広之です。
埼玉県春日部市でイタリア料理店『トラットリア バル ソットテット』を経営しております。
2013年にオープンして以来、地元食材の探究に力を注ぎながら、周辺地域の素晴らしい食材を使った料理で新たな可能性を模索し続けてきました。
そんな自分のこだわりをより追求するために、5年ほど前から「畑(農地)に近い場所に移転したい」と考えていた所、昨年の夏、ようやく素敵な一軒家と、埼玉県宮代町で巡り合うことができました。
この一軒家ならば、畑(農地)に近い【農チカ】レストランに生まれ変われると思い、嬉しくなりました。
そして、来年2月に移転を決意しました。
心機一転で店名も『suolo e radice(スオーロ エ ラディーチェ)』に変更します。
イタリア語で「土と根っこ」という意味です。
宮代の土地に根を張り、素敵な実をなし、喜びを皆で共有できるレストランを目指していきます。
皆様の温かいご支援・応援をよろしくお願いします。
12年前、春日部駅の近くにレストラン『ソットテット』を立ち上げるにあたり、まず考えたのは地元食材の探求。
浜田商店さんの合鴨(幸手市)、松村牧場さんの香り豚(加須市)、坂斉養鶏場さんの卵(杉戸町)を始め、蛭田農園さん(宮代町)、ひらた自然農法園さん(春日部市)神田農園さん(さいたま市)、中村農園さん(さいたま市)の新鮮な野菜など素晴らしい食材の宝庫だと気付きました。
金曜日のランチをお休みにし、直接生産者さんの元へ足を運び、こだわりや想い、情熱など物語を知るほどに魅力を感じ、その想いをお客様に伝えることに力を注いできました。
コロナ禍を受け、営業スタイルを変更。ディナーを完全予約制、お任せコースとしたことにより、大事な食材のロスを減らしかつより良い状態での料理提供が可能になりました。
コロナ禍が明けた後もディナーのお任せコースと金曜日の畑訪問を続けたことで、お客さまへの周知もより具体的になり手応えを感じられるようになったことは大きな収穫です。
その後コロナ禍を受け、いろいろと考える時間ができた時、ひとつの想いにたどり着きました。これまで営業してきた中で仲良くなった飲食店さん達に声をかけて、つながりのできた近隣の農家さん達のお野菜をまとめて購入する『Vege Boon』という仕組みを作ろう、と。
集客の弱かった金曜日ランチをお休みして春日部、岩槻、宮代の農家さんの畑に伺い直接野菜を仕入れ、メンバーに届ける。毎週金曜日の農家さんとの会話は私にとって新鮮で興味深く、より関係を密にすることができました。
現在、このシステムに賛同し、参加してくださっている飲食店さんは6店舗、農家さんは4名に増えました。農家さんがお仲間をご紹介してくださったりと嬉しい広がりをみせています。
また、昨年からは当店をご利用のお客さまに向けて、お野菜予約販売『Vege Boon FAN』もスタート。農家さんとお客さまの架け橋となれるように頑張っています。
今まで春日部の「駅チカ」で営業してきた店舗『ソットテット』の営業は、2024年12月に終了。
埼玉県宮代町に移転して、新店舗名『suolo e radice』として2025年2月下旬にオープンする予定です。
今回の物件は、農地隣接の庭付き一軒家。
「駅チカ」の旧店舗『ソットテット』で実現できなかったことを、「農チカ」の新店舗新『suolo e radice』で形にしていきたいと、築67年の古民家のリノベーションを進めています。
これまでの店舗は、フロアと厨房の距離が遠く、もっと料理について直接お話ししたい!という気持ちが強くありました。
新店舗では客席から厨房が見えるオープンスタイルに。食材の特徴を活かした調理方法や料理に対する想いを、シェフ自らお客様にお伝えします。
生産者とお客さまをつなぐイベントの開催、野菜農家さんや畜産農家さんを交えた食事会、野菜農家さんの畑見学会、マルシェ(お野菜の直売など)なども積極的に開催する予定です。
13年前、ワイン研修のために訪れたアルゼンチンワインの聖地・メンドーサ。この地をルーツとする薪火を使った調理スタイル“アサード”との出会いは衝撃的でした。豪快でシンプル!とにかく心が躍るその光景を前に、いつか、このワクワクをお客様と一緒に感じられる店づくりができたら、と夢見てきました。
人類最古の調理法とされる薪火を使った料理の可能性を追求し、時には強い炎で大胆に、時には熾火で繊細な火入れを。薫香とともに食材の持つ魅力をお皿の上で最大限に表現します。また、 天気の良い日には食後ウッドデッキへご案内。調理で使った薪の残り火を囲みながら、ひと味違った珈琲ブレイクをお楽しみいただければと。
「農チカ」レストラン
スオーロ エ ラディーチェの未来予想図
・庭の植栽(植木、果樹購入含めて):50万円
・ビニールハウス:15万円
・ウッドデッキ材料費:30万円
・ファイヤーピット:15万円
・コンポスト:5万円
2024年
10月 改修工事着工
11月 クラウドファンディング
12月 ソットテット営業終了
2025年 1月
初旬 厨房工事
中旬 物件引き渡し
ウッドデッキ作成
庭作り
下旬 引っ越し
2月下旬 オープン予定
改装工事の様子
春日部市にトラットリア バル ソットテットを開業し、今年の7月で11周年を迎えることができました。
これも、たくさんの方々の力をお借りできて、どうにかここまで続けられた、と言うのが実感です。
お店の運営は私にとって人生の縮図のようで、上がったり下がったり、なかなか上がらなかったり‥それでもいろいろな出会いが私たちの支えとなり、泣き笑いしながらこの11年を楽しく過ごすことができました。
だからこそ、もうひとつ上のステージを目指したいと考えるようになり、コロナ禍でその思いは 更に強いものに。ちょうど1年前に理想の地と巡り会い、着々と準備を進めてきました。年齢的にも私にとっては最後の大きな挑戦となるでしょう。ご来店いただくすべてのお客様と食材を提供してくださる生産者の方々に心から喜んでいただけるようなレストランを作るためにご支援をお願いします。これからも携わっていただいた方々に感謝を忘れず頑張って参ります。
立花広之
蛭田農園 蛭田秀人さん
立花さんご夫婦との出会いは6年前。蛭田農園の取組に興味を持ってもらったことをきっかけに、色々な場面で応援してもらい感謝しています。
「農」とのつながりを大切にしているご夫婦がつくる「農チカ」レストラン。シェフの食に対する熱い想いと、こだわって丁寧に育てた野菜を使ったお料理。きっと素敵な食事が楽しめる空間になることでしょう。新店舗のオープンが今から楽しみです。
神田農園 神田浩和さん
シェフの食材に対するこだわりに感銘を受け、私達にお手伝いできる事は新鮮でこだわりの有る野菜を使って頂く事。神田農園ではまだ馴染みの少ない西洋野菜にも力を入れております。シェフのお力をお借りして野菜の魅力をお客様へお伝え頂けましたら嬉しいです。
ひらた自然農法園 平田雅之さん
立花さんご夫婦は、農業の大変さ等をよく理解されていて、とても生産者想いだと日頃から感じています。自分が丹精込めて育てた野菜も、より魅力を引き出してお客様に提供していただいているので、いつも有り難く思っています。
来年からはさらに高みを目指すために移転するということで、私自身も非常に楽しみです。地場食材の新たな魅力の発見ができるイタリア料理店として、末永く地域に愛させるお店になると期待しています。
加須松村牧場 松村 淳さん
新しい店舗、メッチャ楽しみです!
香り豚の可能性を高めてくれるお店。
農と食のコラボ等楽しみにしております。
生産者として出来る事は全力で応援します!
頑張ってください!!
最新の活動報告
もっと見る【御礼】ネクストゴール達成!
2024/12/09 17:00クラウドファンディング終了日を前にネクストゴールも達成することができました!ご支援者いただいた人数も100名を超え、たくさんの方に支えられてきたことを改めて実感して、身が引き締まる思いでいます。終了日まで残り2日、感謝の気持ちを抱えながら走り抜きたいと思います!どうぞ、最後まで見守ってくださいますよう、よろしくお願いいたします。 ソットテット 立花 もっと見る
とある農家さんとの出会い
2024/12/06 17:00今回は、私がずっと心の片隅に残り消えることがなかった出来事についてお話したいと思います。それは『ソットテット』立ち上げの準備をしていた頃まで遡ります。地元食材を探していた私に友人が一人の農家さんを紹介してくれました。当時、彼は就農支援で農家になったばかり。無農薬、無化学肥料での畑作りに熱心に取り組み、試行錯誤を繰り返す日々。その実直で純朴な人柄は野菜にも反映しているようで、形だけにとらわれず深い味わいが。特に、ほうれん草は驚くほど甘く、その理由を知りたくて質問すると「霜に3回あててから収穫。野菜は自分を守るために糖度を高め、旨味も増すんです。でも収穫まではムクドリとの戦いですよ」と笑いながら話してくれました。お客様からも人気で「今まで食べてきた、ほうれん草とは全く違う衝撃的な美味しさ!」との感想をいただくこともしばしば。長くお付き合いしたいと思っていた生産者さんでしたが、当店だけで仕入れる野菜の量は少なく、力及ばず・・・彼の家庭事情も重なり、農業を続けることを断念することになってしまいました。このことがずっと頭の片隅に残っていたこともあり『VegeBoon』という仕組みを作るキッカケになりました。まだまだ微力ですが、生産者さんとお客様をつなぐ店づくりをしていきたいと強く思っています。クラウドファンディングも残り日数が少なくなってきました。最後まで精一杯悔いのないように頑張りたいと思います。ネクストゴール達成できますように、ご支援と応援、情報拡散のほどよろしくお願いいたします。追加支援も喜んでお待ちしています。 もっと見る
ソットテットでやってきたこと④
2024/12/04 20:00最近、話題の「貸棚」ご存知ですか?実はソットテットは、2つの棚を持っています。1つは春日部武里「暮らし図書室」。コチラには「シェフの本棚」として、シェフ私物の料理関係の本や経営本など置いてあります。日頃どんな本を読んでいるのかを見せるのは、趣味嗜好を披露することなので、ちょっと恥ずかしい…。「暮らし図書室」には、たくさんの本棚オーナーがいて、それぞれの拘りを持った本棚を展開しています。お気に入りの1冊に出会える場所です。シェフの本棚も見つけてくださいね。 もう1つの棚は、杉戸「ひとつ屋根の下」の100棚商店街にあります。1つの棚が商店となり、たくさんの棚が集まり商店街になっています。それぞれの棚は個性豊かでジャンルも様々。お隣にはキッチンもあり、小上がりのスペースではワークショップも開催していたりして、いつも活気が溢れる場所です。ソットテットの棚では、自慢の自家製粒マスタードを販売しています。どちらも私達が大好きな場所です。まだ訪れたことのない方には、是非とも行ってみてほしいスポットです。「ひとつ屋根の下」代表《矢口真紀さんから応援メッセージ》シェフと奥様のともこさんは、これまでずっと地域でつながりを築いて、私たちの活動にも心を寄せて支えてくれる存在でした。今回、そんなお二人がお隣の宮代町で新たにレストランを立ち上げると聞いて、本当にワクワクしています。シェフがつくる料理を通して、生産者と私たちの暮らしがつながっていく、農チカレストラン。地域のリソースを活かす最高のコンセプトですね。この場所は、宮代杉戸エリアにとって唯一無二の存在になるはず!飲食店が減少している時代に、私たちに大きな希望とパワーを与えてくれる二人の挑戦を、応援しないわけにはいきません。地域のみんなで全力応援していきましょう!矢口真紀choinaca合同会社都会でも田舎でもない、ちょっと田舎で「小さく愉しい自立のかたち」を提案するchoinaca(ちょいなか)代表。『月3万円ビジネス(3ビズ)』を通して、全国各地で400名を超える仕事づくりをサポートしてきました。自分と地域を幸せにする新しい働き方の全国プラットフォーム『わたしごとJAPAN』、仕事づくり拠点『ひとつ屋根の下』など、仕事づくりを起点にまちを元気にするアクションを展開中。クラウドファンディングも残り日数わずかとなりました。ネクストゴール達成に向けて、引き続き応援と情報拡散にご協力のほどよろしくお願いいたします もっと見る
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