
今日もご覧になってくださっている、あなた様。
本当にありがとうございます。
今日は「道具って大事なんです」ってお話しですよ。
プロジェクト開始から7日目です。
新たにご支援くださった方々に心から感謝しています。
https://camp-fire.jp/projects/790955/view/backers#menu
胡麻煎りパンではコーヒー豆は上手に焼くことができないことに気付いた私は師匠が使っている「煎り上手」をポチりました。
煎り上手で手振り焙煎をしたら、これまでより上手に焼けた。
やっぱり道具は重要ですね(笑)
自分と家族が飲むコーヒーを、せっせと自家焙煎する毎日です。
ただね、掃除がホントに面倒。コーヒーの薄皮がめちゃ飛び散るから。
この薄皮が飛び散るのを何とかしたい、と思った私は考えました。
中央に空いている穴を何かで塞げば、薄皮の飛び散るのを少なくできるハズ!そこでアルミホイルを丸めて、簡易の蓋を作ってみましたよ。

すると大成功!薄皮の掃除がとっても楽になりましたよ。当たり前のことですね(笑)
でも嬉しい誤算があったんですよ。穴を塞いだことで煎り上手の中の温度変化が少なくなったのか、焙煎の成功率が上がったんです(驚)
心なしかそれまでよりも焼きムラが少なくなったように思うし、手振りしても穴から豆が飛び出さないから焼きやすくなった。ブンブン振れる(笑)
何でも思ったことは工夫してみる性格が良い結果につながったと思いますね。
私が自家焙煎をやり始めてから2~3ヶ月ぐらい過ぎました。
まだ、この頃はスペシャルティコーヒーではなくてネットで簡単に手に入るコーヒー生豆でしたけどね。
スペシャルティじゃないから欠点豆と呼ばれる豆が大量に混ざってましたからね。買った豆の20%~30%は欠点豆みたいな感じでした。
その欠点豆を取り除くのは骨が折れましたよ、ホントに。
欠点豆というのは、下の写真のように虫喰い穴が開いてたりする豆のことです。

ほかにもカビて色が悪くなっていたり、割れていたり、黒ずんでいたり、逆に白っぽかったり、黄色っぽく変色していたりする豆のことです。
この欠点豆を取り除くことは趣味でコーヒー自家焙煎をやるなら避けて通れない苦行の一つと言っても過言ではないでしょうね(笑)
なにせ安いコーヒー生豆は欠点豆だらけ。
とにかく手間だけど、手間をかけただけ美味しいコーヒーになるんですからね。毎晩、嬉々として欠点豆と格闘してましたよ(笑)
ちなみにスペシャルティコーヒーは欠点豆の混入がめちゃくちゃ少ないんですよ。原産国で農協や卸会社に出荷する前に農家の人達が取り除く作業を一生懸命にやってくれているんです。その労力を知っているので原産国の農家さんたちの努力には、いつも頭が下がる思いです。
ちょっとコーヒーオタクな話に逸れましたね。話を戻しますね。
最初に比べると手振り焙煎にも慣れてきました。そして自分で焼いたコーヒーの風味にも慣れてきた。まあ自分で言うのは少しはばかられますが、飲めるレベルのコーヒーが焼けるようになったわけですよ(ちょっと自慢です、笑)
味に慣れてきたのでオリジナルブレンドを作ってみたくなり、コーヒー生豆を新たに3種類ほど買い込みました。
コーヒーを自家焙煎するようになると、誰でも同じような道を辿っていく(笑)
原産国や品種の違うコーヒーを自分で焼いて、飲む。オリジナルブレンドを作ってみて、自分好みの風味を探す。みたいな楽しいコーヒーライフを満喫してました。
私の興味は次第にコーヒーそのものへの知識欲へと変化していきました。
本屋さんや図書館に行ってコーヒー関連の本を読んで、そこに書いてあることを自分の焙煎で試してみたりね。いい趣味を見つけて、本当に楽しかったですよ(笑)
ある日のこと、1冊の本を手に取りました。
この本との出会いが、その後、約6年間にわたるコーヒー研究につながるとも知らずに。
つづきまた明日の投稿ネタにしますね。
それではまた明日!



