なぜ古墳に泊まるのか?
「古墳ってお墓でしょう?」そんな疑問を持つ方もいるかもしれません。
でも、古墳はただの墓所ではありません。古墳は、古代のリーダーたちが生前に「ここで眠りたい」と願い、選び抜かれた“気の巡り”が最高の場所なのだそうです。
風水の観点からも、古墳は大自然の中でエネルギーが巡る、特別な地に作られています。特に奈良の「山辺の道」沿いには、大神神社、石上神宮、崇神天皇陵など、歴史的に重要な場所が繋がっており、古代から現在まで神聖な土地として大切にされてきました。
西山塚古墳もその一つ。墳丘からは、大和三山を一望できる絶景が広がります。古代のエネルギーが宿る場所で、現代の忙しさから解放され、心身をリフレッシュする特別な時間を過ごせます。
景観を守り、古墳を再生するために
西山塚古墳はかつて果樹園として地域と共生していましたが、高齢化が進むにつれ、耕作が放棄され、長い間荒れた状態が続いていました。手入れの行き届かない土地は、イノシシや小動物による獣害の温床にもなり、地域にとって大きな課題となっていました。
古墳が私有地であるため、自治体からの支援も望めず、多くの古墳は宅地や学校、寺社の敷地に転用されてしまう運命をたどってきました。私たちは、この貴重な古墳を現代にふさわしい形で再生し、未来へと受け継ぐための道を探り続けています。
古墳に泊まる意味
古墳に泊まるということは、古代の人々が選んだ特別な地で、同じ風景を眺め、同じ空気を吸い、そのエネルギーを五感で感じること。そして、それは単に宿泊するだけではなく、その場所を守り、未来へとつなげる道でもあります。宿泊を通じて古墳に関わることで、地域の景観を保ち、古来から続く里山の風景を守る手助けになるのです。
現在、クラウドファンディング終了まで残り2日となりました。
【日本初、古墳の宿 cofunia】で、歴史と未来が交差する特別な宿泊体験を。皆さまの温かいご支援をお待ちしております。
※ご支援の一部は、古墳の維持管理に役立てさせていただきます。