干し柿は山辺の道の風物詩
「山の辺の道」は、奈良市から大神神社まで約26kmにわたる美しいルート。古代の歴史を感じながら、季節ごとに変わる風景を楽しむことができる道です。特に、桜井駅から天理駅までの約16kmは、古代の息吹を感じられるスポットが満載。道中には地元野菜や果物の無人販売所もあり、歩くたびに新鮮な恵みを味わえます。
秋に山辺の道を歩いていると、軒下に干し柿を吊るした古民家が並んでいるのが目に入ると思います。
奈良県天理市萱生町で育てられたブランド柿「平核無(ひらたねなし)柿」。その名の通り、平べったい形と種がないのが特徴で、干し柿にぴったりの品種です。柔らかく甘みがたっぷりの本格的な「あんぽ柿」を、この柿を使えば手軽に作ることができます。
市販のあんぽ柿は1個500円ほどすることもありますが、山辺の道を歩いていると、100円で売られていることも。ぜひ、自分で手作りしてみるのもおすすめです。自作の干し柿は贈り物にも最適で、家族や友人に喜ばれること間違いなしです。
干し柿アレンジの楽しみ方
毎年、干し柿は100個くらい作りますが、お庭で葉野菜を摘むように、ときどき干し柿を収穫してはおやつにしています。
そのまま食べても美味しいですが、アレンジ方法をご紹介したいと思います。
◆グリューワイン漬け
干し柿を冷凍庫に入れると甘みが増します。少し硬くなった干し柿を赤ワインで戻すと、絶妙な甘さと風味が広がります。ダージリンやシナモン、クローブなどのスパイスを漬け込んでも美味しくなります。
◆水切りヨーグルトサンド
水切りヨーグルトを干し柿に挟むだけで、バターサンドのようなリッチな風味を楽しめます。シンプルなのに絶品!独特の形と風味で、見た目も美しい一品に。
◆柿酢
食べきれなくて、困ったときは柿酢。柿の自然な甘みと酸味が特徴の調味料で、料理に使うと深みのある味わいを楽しむことができます。
渋柿も実は、お酢になると渋が抜け、甘味がより強調されます。サラダにドレッシングとして使えますし、ソースやビネガーとして、和食にも洋食にも活用できる調味料です。
良かったら箱買いして、色々アレンジ楽しんでみてください。
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ぜひ、この秋、歴史と自然に触れる「山の辺の道」をハイキングしてみませんか?道中で地元の味覚を楽しんだ後は、cofuniaでゆっくりとおくつろぎください。皆さまのお越しをお待ちしております!
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